2020年07月23日(木) |
Go to Hell キャンペーン |
ゴートゥキャンペーンがどうとか耳に入ってはいたけれど、最近の日本のニュースは腹の立つ話題ばかりでちゃんと見ていなかったため、私は今週になってから漸く連休の存在を認識したのであった。 壁には7月のカレンダーが掛かっているのだけれど、特に予定も無いし、見逃せないテレビ番組のチェックしか書き込んでないし。 7月に連休なんてあった?スポーツの日って何よ?10月の体育の日とは別物なの? と主人に訊いたら、今年は東京オリンピックをやるつもりだったので、10月の体育の日を7月にスポーツの日として動かしてわざわざ連休にしたらしい。 ええ……何それ。馬鹿じゃないの? ほんと日本の政治家って碌な事しないな!!
何が困るって、夏なのに燃えるごみの収集が週1に減るという事がほんと困る。 これを決めた連中は24時間ゴミ出し可のマンションに住んでるから関係ないんだろうけれど、そうじゃない庶民にとって夏場の生ごみ問題は大問題なんだよ! それと、この馬鹿みたいな旅行に行こうキャンペーンは何なの。 武漢肺炎はヒト-ヒト感染するんだから、ヒトが移動しないのが一番の予防法なのに、何でわざわざ全国に感染を広げようとするの? 旅行会社の団体から献金貰ってたジジイの言うなりの内閣って何なの。首相のリーダーシップはどうなったの。 そもそも、経済再生担当大臣が新型ウイルス対策担当を兼任っていう時点でおかしいんだよ。 経済活動と武漢肺炎封じ込めは両立しない。順番として、ウイルスを封じ込めてから、地域ごとに経済活動再開しないと元の生活なんて無理。 それを目先の金優先で経済活動再開なんてやったらどうなるか。春節で大量の中国人の入国を許した時と同じ状況の再現にしかならない。 専門家の意見を聞きながら対策するとか政府は言っているが、聞くだけで聞き流してるよね。そうでなきゃ日本医師会は「連休中でも移動の自粛を」なんて声明出さないよね。 健康な若い人は罹っても自覚症状無しで済むらしいけれど、うちは喘息持ち中年夫婦なんだよ。罹ったら命に係わるんだよ。withコロナなんて暢気な事言ってられないんだよ。 政治家連中も大概ジジイだから、罹ったらただじゃ済まないのに、あいつら何で余裕ぶっこいていられるんだろう。 取り敢えず2Fのジジイあたりが罹患して死なねえかなー。そしたら周囲の政治家連中も流石にヤバいって気付かないかねえ。
2020年05月01日(金) |
アガサ・クリスティ著「鏡は横にひび割れて」 |
推薦図書のご紹介。 自粛要請中にも拘らずパチンコに行っちゃう人は勿論、帰省して友達とBBQやっちゃう人や、「まさか自分が罹るとは思わなかった」と言っている有名人の皆さん、政府や自治体の要請に従って辛抱してお家に閉じ籠もっている善良な人々にも是非読んで頂きたい。 アガサ・クリスティと言えばミステリーの女王、これも殺人事件の真相にミス・マープルが迫る推理小説だが、実は公衆衛生に関する名著である。 殺された被害者は、熱があるのにバスツアーに出かけちゃうアクティブババアや、スポーツジムに通っちゃうアクティブジジイに通ずるものがある。 アクティブな馬鹿が他人にとってどれだけ迷惑な存在か、この小説は教えてくれる。 読書が好きでない人にはBBCドラマ版がある。 字幕だけれど、名シリーズと名高いヒクソン版が、今ならアマゾンプライム会員は無料で観られるので是非!
クリスティの何がいいって、愚鈍な人間に容赦ない所。ほんと好き。 教育現場では差別を避けるべく「人を見かけで判断してはいけません」という方針で、私も学校ではそう言われて育ったけれど、結構人って見かけ通りだなと、この年になってつくづく思う。 ミス・マープルも結構他人をそれでカテゴライズしていて、それが功を奏している。 という訳で若い人達には言いたい。 見かけが全てではないが、判断材料としては有効だよと。
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