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『人生、一度きりよ』
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| 2002年03月03日(日) |
アセロラドリンクと私 |
きのうは『花ざかりの森・憂国』と『禁色』と『写真集 三島由紀夫 '25〜'70』を購入。今週読もうと思っている。
で、 誕生日だってのに、きょうは朝から友人の結婚式に出席するため出かけた。 で、2次会ではくじ引きで選ばれてゲームに参加。 アセロラドリンク早飲み競争だった。 気合入れすぎて服にこぼしまくり、でなんとか勝利したのだが、商品はアセロラドリンク30本だった。
帰り道、なぜだかすこし虚しかった。
よく寝たらちょっとすっきりした。
きのう『鏡子の家』を読み終わった。でなぜ「失敗作」と言われたのかはわからなかったので、当時の批評を探してみると、どうやら三島が「ぼくはこの作品では『時代』を書いた」と言ったことに対してであるらしい、ということがわかった。 つまり発表当時の批評家たちは「ぜんぜん時代なんか書けてない。三島の分身が何人も出てくるばかりで、登場人物の対立もありはしない」と切り捨てたらしいのだ。
ふうん。 はたして三島由紀夫がほんとうに「時代」を書こうとしたのかはわからないし、その批評にあるように「書けていない」のかもわからないけど、私には面白かった。主要な登場人物はすべて三島の分身であることは確かだが、それのなにがいけないかがわからなかったのだ。
三島由紀夫を読むとき、少なくとも私は、三島由紀夫の物事に対する感じ方を知りたいと思って読んでいる。だから、むしろ登場人物はすべて三島由紀夫のほうが好都合なのだ。一般的な風刺とか、驚くような筋書きとかは、彼に求めるつもりはない。ただ、冬の光があたりをどう照らしたか、とか、そのとき僕はなにを思ったか、とか、そういうことが書いてあるだけでいいのだ。
なんて、やだなあ。まるで熱狂的なファンみたいじゃんか。
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