『人生、一度きりよ』

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七倉 薫 /MAIL


2003年04月06日(日) 或る春の一日

桜を見に浅草へ向かう。
水上バスに乗って川岸の桜を眺めながら、日の出桟橋へ。
そこで乗り換えてお台場に向かった。
天気は良かったけど風が強くてすこし寒かった。
大きな錨が芝生の上に飾ってあった。『錨をあげろ』を口ずさみながら歩いた。

犬をたくさん見た。
太りすぎていないパグを初めて見て感動した。
家人はボルゾイの魅力にとりつかれてしまった。
でも集合住宅でボルゾイは無理だから!
人の話を聞かない家人は早くも名前を考え始めた。

「浮雲」という商品名のフリーカップを2つ買った。白と水色の。
いい感じに歪んでいる。我々は「歪んだもの好き」である。
帰宅して、さっそくそのカップで緑茶を飲む。
モンブランを食べる。思わずにやける。

火曜日にはミラノから一時帰国中のしょうちゃんと食事の予定。
大好きな広尾の和食屋さんで。ああ、いまから楽しみ。


年齢とか立場とか考えて自分で選択肢をせばめたりせず、
やりたいことをやろう、と思った春の日。


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2003年04月02日(水) 図書館へGO!

久しぶりに激しくツッこめる小説を読んだ。
それは、新堂冬樹『忘れ雪』。
冒頭の妙ちくりんにリリカルな詩から始まりとんでもない結末まで、その1ページ1ページがクサい。クサすぎるんだよー!!
まさに男が描く理想の恋愛像(妄想度120%しかも純愛)がここにある。

でつまんなかったかというと、あまりにもすごすぎて、実はかなり楽しめました。借りた本じゃなかったらラインマーカーひいてすべてにコメント書きたいくらい。

興味を持った方は、本屋で15ページほど立ち読みしてください。
もしくは図書館へGO! 
リアリストの方はくれぐれも購入しないようにネ!(発狂しそうになるから)


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