いきあたりばったり
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2003年08月04日(月) 残念なこと

いよいよ、授業が始まりました。
前日、同じクラスになった男の子(彼も同じ大学、で同じ寮なのです。階は違うけど。)と必死に勉強しなきゃといってたんだけど、ゴスラの後だからひどく疲れている上に、2人とも勉強しようにも、解らない単語が出るたびに調べ、ため息をつき、調べ・・・というのの繰り返しで・・。そのうち、2人とも極限に来てしまったので、私の部屋でそのまま仮眠を取ることに・・・。
2人とも、約束の時間に起きるものの、まだまだ眠くって。
結局彼も部屋に戻り、三時にまた勉強しよう・・・と約束するのでした。

自然と三時前に起きた私は、彼を起こしに行ったのですが彼は起きず。
仕方ないから、1人で勉強しようかなと思いながら、気がつけば萩尾を読んでました。

そんなままだったので、かなり不安だった私。
授業は、午前中に90分授業が2コマです。
1限目は、なんだか解らないながらも、ついていけそう・・・とは思ったのに甘かった。
2限は本当に、どうにか指示が解るけど・・・という感じで本当にアップアップ。
1限目に、理解力に何ら関係がないわけではないけれど、関係ないだろうみたいなことで、その男の子は2限前に、クラスを一つ下げたらどうか・・と進められていて。
最初は・・・何?
とか思ってたんだけど。1限を受けてついていけそうと思っていただけにね。けれども、2限があんまりにも・・・だったので、彼はかなり揺れていて。私は、彼がいないの事は、かなり寂しいし説得したのだけれど、結局一つ下げることになりました。
寂しい。
本当に寂しい。
彼の向上心や、彼がいるということで、自分のボルテージも上がっていたというか。
方羽を失ってしまった感じです。


2003年08月03日(日) 後悔と後悔

今日は、「ゴスラ」という街を見学しに行く。
これは、ゲッティンゲンのSommer Kursの中に、組み込まれているもので、
八時半にゲッティンゲンのHauptBahnhofに集合し、バスにことこと揺られる・・・。


さて、「ゴスラ」この言葉の音の響きから、勝手に想像していたのは、ネバーエンディングストーリーに出てくる、岩の親子がいるような・・・そんな硬質なイメージだった。けれど、街は、本当に可愛らしく。なにより、相当の歴史を持つ街だったので、家の一つ一つが見応えがあり。カメラを部屋に忘れたことをひどく後悔するのでした。


2003年08月02日(土) まぁ、そんなもんだけどさ

自分の不甲斐なさを思い知った、今日だった。
ドイツ語を学んで二年になるのに、何をしているのだろう。

今日は、クラス分けのテストを受ける。

6月から日本で、ドイツ語の教授に個人的に勉強法とかを教えてもらい、
計画的に進めると約束していたにもかかわらず、そっちのっけになっていたので、
良い結果は微塵も期待もしていないし、アインシュテュフュングテストヘの前の説明が、もう何を言ってるのか全く解らなくて。
こりゃ、いっちゃん下のクラスでも、危うい・・・。
と思っていたのに、ミッテルシュテュー1のクラスになりました。
良いクラスとまでは、もちろんいきませんがついて行くのに大変なクラスなはずです。
今日は、ベグリューセンフェスタ(ウェルカムパーティ)があったのですが、あまりにも
何をしているんだ・・・という感じだったので帰りました。
現在九時半。やっと、日が暮れるかなぁ・・・というところで、太陽の姿はほとんど見えないですが、まだ空は暗くありません。
今日はchucheで同じフロアの人に、話しかけられ、すっごい一生懸命話してくれてるのに、ぜんぜん解らなくて。
でも、私もすごく、ドイツ語で意思疎通したいし、さっきも部屋の鍵をあけようとしたら、
ちょうど、用事から戻った人が、声をかけてくれて・・・。
しかも、日本語で自己紹介をしてくれて!(同じフロアに日本学をやっている人がいるのですよ。その人には、まだ会ってないですが。その人に教えてもらったみたい。)
すごく、本当によさげなひとたちで。
もっと、おしゃべりしたいのです。

ドイツ語を習い始めた、一回生の子たちは、「ビギナー」といってられますが。
私は、もう二年はドイツ語に触れているわけですよ。
ルドルフのために、生きたい・・・そう思った人間なのに。

そうそう。同じクラスに、コリアンかチャイニーズがいるんだけれど。
クラスに別れたときに、「これは、どのクラスになるの?」と聞かれて、「グリュンデシュトューヘ(一番下のクラスの部類)だと思う、多分ね。」といったら、彼女はすごくショックを受けていて・・・。「ミッテルじゃないなんて・・・」という感じに。その後、直ぐ先生に聞いて、ガッツポーズを取った彼女に「ああ・・・」と思いました。
同じアジアに生きていてどうしてこうも違うのか。
ほとほと、情けない。
とりあえず、この一週間は仕方がないとして。
話せるようになる!ここにいる人たちと・・・。


2003年08月01日(金) ドイツに到着

飛行機に乗ってドイツへ向かう。
飛行機が、変更になったのは、やはりSARSやらテロやらの影響で。
各飛行機会社のダイヤは、今年、乱れに乱れているらしい。
朝は、前日(当日?)三時半くらいまで荷物を詰め、残り半分のすかすかさと、もっていきたいのに発見できないものに苛立って眠ったにもかかわらず、すんなり起きられた五時過ぎ。お風呂に入って、荷造りの続きをやって出発。
父に伊丹空港まで送ってもらい、途中様々な手際の悪さに笑いながらも成田に到着。
昼を少し腹に入れて、フランクフルト行きの飛行機に乗り込んだ。
飛行機の中では、あまりの眠さから三時間ほどは眠ったのではないだろうか。
その後、テレビで「壬生義士伝」を見てぼろぼろに泣く。
いやぁ、さすがに良い演技するよ。中井貴一に、佐藤浩一!!
んでもって、ドイツ語あんぽんたんな僕は、文法を少しでも学んでおこうと、問題集に取りかかる・・・が。2ページほど手をつけて、おいてある。
後で、時間があれば答え合わせをしておくか。

予定より早くついたフランクフルト空港。
ところがどっこい、バスが渋滞でとんでもない目にあった。
こっちは、緯度が高いので夏はなかなかに日が暮れない。
九時を過ぎてやっと、夏の日本の六時・七時を過ぎたくらいの風合いになってくる。
空だけを見ていると、騙されそうになるが・・・
ゲッティンゲンの街にたどり着いたのは、11時過ぎ。
さすがに、あたりはまっくら。
寮は、一つの寮に三人ずつくらい。しかも、皆フロアが違うので・・・かなり恐怖だ。
とりあえず、同じ寮のもの同士は、仲良くなっておかないと、やってられない。
寮の部屋は、案外広く、とりあえずスーツケースの中身を片づけ、ベッドメイクをし、
机の上に置いてあった「警告(まぁ、諸注意かな)」の紙を斜め読みしながら(もちろん辞書は片手に必要!)眠くなったので、眠りについた。
それが、1日目昨日の出来事。

今日は、そんななのに、目覚ましいらずで六時半に目が覚めた。
今、機内食のパンを片手にこれを打つ。
今日の予定は、学校に行きクラス分けのテストを受けること。
文法は、全く出来ないので、おそらく下の方のクラスだろう。
とりあえず、出来る精一杯をやるのみかな。
部屋は、なかなかに快適。
まだ、フロアの住人たちに会ってないので、解けない不安も多いが。
この部屋は気に入ったのだ。
さぁ、今日も一日頑張ろう!


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