このごろの。
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にんじんが食べたくてこりこり食べる。うさぎ…うま並。
チェコな映画特集を観にゆく。 ぼくらと遊ぼう! パットとマット
が3つずつくらいセットで見られた。
ぼくらと遊ぼう! は大きいクマと小さいクマの話。
大きいクマは小さいクマをおとしいれようとしたり。
パットとマットはちゃんと細かくつくられたアニメ。
いろんなものでいろんなものを作る二人がすばらしい!
でもその分いろんなものを壊しているともいう。
ハンガーをきれいに縦に並べてつるして木を作っていたり
自動的にぶどうをとってワインを作る機械を作ってみたりとても楽しい。
この特集は4日ずつメニューが変わるのであと2回行けるかどうか。
ひさしぶりに歩いた吉祥寺の街はたのしかった。
今度また来ようと思うところをいろいろ見つける。
ミシンが欲しくなる。きれいな布をたくさんみたから。
2002年02月11日(月) |
あんこうってすばらしい。 |
つるつると つるつると 過ぎていく休日。
おやすみってなんてすてきなんだろー。
山手線をひさしぶりに半周くらいした日。
そうそう この日があるから
わたしの誕生日は絶対次の日お休みなんだよね。
でも今年はうまくいったけど来年ずらされたりしたら
次の日お休みじゃなくなっちゃうのかなー。
いまいち仕組みがよくわかんないけど。
2002年02月10日(日) |
おたんじょうびおめでとうって言ってくれてありがとう。 |
今年も確実にひとつ年をとりました。
抱負とかたてたことないですけど幸せに暮らしていたいと思います。
ってそんなの誰でもきっとそうよね。でも思うんだもん。
*
大竹しのぶ「売り言葉」を再び観に行く。
すっかり同じ芝居を2度観に行くのは初めてのこと。
格段に良くなっていて驚く。(とわたしに言われても…だろうが)
芝居の流れがとてもすっきりとして
前半の智恵子と光太郎の出会いまでよりも
後半の智恵子がゆっくりと狂っていくところが
より見せ場になっていた気がした。
智恵子という役がもっとしみこんだ感じで
前回感じた演出のちょっとうるさいところが全然気にならなかった。
智恵子という人格とその女中の人格がだんだん同一化していくのだが
それがかなり自然になっていて
かえっていろんな読みが可能になったような。
あー二度観るっておもしろいものだー。
毎日同じものを演じるってあきるだろうなーなんて
勝手に思っていたのだけどもしかしたらどんどん熟成していく
過程を楽しんでいるのかもしれないなぁ。
とわかってしまうと二度観たくなってしまうな。これから。
あぶないあぶない。
お誕生日ということで我が家にあたらしい仲間が増えたり。
うれしいことです。大事にします。
2002年02月09日(土) |
エスプレッソ・リーディング。 |
はじめて朗読会というものに行く。
宣伝係をやらせていただいたおかげでちょっと居やすい。
(そのためにやったのかもしれないなぁ)
短歌あり詩あり散文ありギターありな素敵な5人の方々の朗読会。
わたしは歌人でもないので思いきり一般聴衆としての感想です。
まずやっぱりその言葉を紡いだ本人が読むのだから
そのひとの考えた方向がとても見えやすかった。
息づかいや強さや指の先やいろんなところににじみでてくるものがある。
紙面で見るよりわかりやすくて楽に感情移入できる気がする。
でもその分シンクロできないと自分のものにしにくいかも、とも思う。
全く客観的に日頃のお芝居好きな目で俳優と比べて見てしまえば(なまいきー)
声のこととかたたずまいとか考えるところもあった気もするけれど
田中槐さんの朗読はかなり前に毬谷友子と松田洋治(ナウシカのアスベル)の
朗読劇(ブレヒト「アンティゴネ」)を観た時のことを思い出させた。
自作の歌を読まれているときの伝わりやすさもそうだけど
他人の言葉を読んでもすごくあふれでている何かが。
わーって感じ。(←わたしには言語能力がないなぁ)
他の方々もみなさん違った趣向で楽しませていただきました。
(とてもじゃないけど全部書ききれません。 後でもう少し書くかもしれないけど)
今回これを体験したことでリズムってすごい大事ーって
いまさらわかりかけたのもありがたいことでした。
そしてすごくわくわくできたのも。
だいすきなほんだみずほさんにも御会いできたし。
きゃ。生ぎゅーしちゃったよー。くふ。
はたらいたーといっても家で本棚をつくりかたづけただけ。
でもたいへんだったの。
本棚を置くためにそこにあったものをいろいろ捨てなくてはならなくて。
お菓子の入れ物とか中学の時にしてたリボンとか
あーとにかくがらくたばかりでてくるでてくる。
大学のノートまででてきてしまった。
すべての教科を一冊のノートですませているし…。
フロッピーも大量に捨てた。もう2年見なければいらないデータよね。
確かめもしなかったけど。(今のパソコンでフロッピーは読めない)
*
明日は エスプレッソ・リーディングです。
すてきな歌人のみなさまの声がきけます。楽しみー。
2002年02月06日(水) |
うつくしいものはすばらしい。 |
ふらふらと本屋へゆく。うん もう大丈夫。
たくさんとびこんでくる情報量にも負けないようになりました。
ラーメンズの戯曲集と後藤繁雄「独特老人」を購入。
後藤繁雄の対談「は」すごく好きで前回の対談集のあとがきに
書いてあったこの本のことをもうだいぶ待っていた。
というか待ちすぎて忘れていて今日驚いた。
*
その本屋の絵本コーナーで
小川未明 作 酒井駒子(よるくまの人)絵の
「赤い蝋燭と人魚」というのが平積みになっていた。
そのタイトルの文字のあまりにすばらしいのに驚いて手にとる。
読み切る。(本屋さんごめんなさい)
哀しいお話にすてきな絵だけど
タイトル文字の方が断然せつない。
装丁はどなた?と思って奥付をみると
わざわざ[タイトル文字 小宮山博史]とある。
うをーーーーーーーーっ!我が恩師!
いつもパソコンで使用している和文フォントでも
恩恵にあずかっているのに(たぶんみなさんも。)
こんなとこまで! かなわない…。と思ってしまいました。
もうね たたずまいが尋常でないので(装丁はどうかと思うが)
タイトルをみてみてください。
2002年02月05日(火) |
バレンタインにこまったら。 |
宣伝。
バレンタインにカードなど送ってはどうでしょう。
ここ のペンギンと鳩のやつ。
なくや。にもたまにきてくださっているみねむらさん のも
ペンギンの右隣にあるのでみてみてね。
みねむらさんといえば!「paju」という新創刊の雑誌の
表紙とか記事イラストとか描いてらっしゃいます。
穂村弘さんの連載も載っています。おとくです。
*
1/23の日記がなぜか1/22と同じになっていたので
修正しました。
2002年02月04日(月) |
ねむいったらないの。 |
会社復活。なんか疲れる。
午後に出張関係でずいぶんお世話になった女性とお茶する。
彼女の左薬指にきらきらとダイヤの指輪。
あとすこしで結婚するのだそう。
そういう幸せな話をきくのは大好きなので
聞けるだけ聞こうとおとなしくうなずく。
めんどくさそうだけど細かな幸せな作業がたくさん
彼女のまわりをとりまいていてとてもきれいに見える。
花嫁姿をあとで写真ちゃんと見せてねといって
各々仕事場へ。
帰り道 久しぶりにはやる気持ちで本屋へ。
大きなところに寄ってこようかとも思ったが
リハビリがてら近所のところにする。
見れない。
情報量が多すぎて本屋にいられない。
10日間ささやかな情報量の町並みに余る情報量は
すべて青空にあったのかしら。
そそくさと短歌研究だけ購入。特集がおもしろそう。
スーパーにも寄る。
いけないいけないと思いつつもレジの自分の前の人の
かごの中身が気になる。
スーパーバイオクリーニングという箱詰め洗剤が目にはいる。
とてもちいさな菌が(ミクロとバイオを混同しているのかも)
クリーニング屋を営んでいる図が頭にうかぶ。
そのおばさんはなんとこれを17箱も買っている。
なぜ?重そうなのに。それとみずな2束とコンロのガス。
こちらは鍋でもするんだろう。でもなぜ洗剤をそんなに。
というわたしも後ろの人からみたら変なひとだったろう。
わたしのかごの中はすべて緑の野菜だったから。
帰ってきたばかりではあるけど
大竹しのぶひとり芝居「売り言葉」を観た。
演出は野田秀樹。
ものすごくいい席でおどろく。
これは「智恵子抄」をもとにしたもの。
狂女を彼女が演じるのが見ものだと期待して行ったが
期待をやはり裏切らない。でもマクベス夫人の時の彼女の方が
よかった気がする。演出がわかりやすかったせいか。
それと装置はあまり好みではなくてちょっと残念。
趣向はおもしろいけどちょっと過剰だったような。
智恵子抄とか高村光太郎のこととかあまりちゃんと知らないんだけど
(高村光太郎といえばあの「手」の彫刻のヒト?くらいしか)
光太郎ってひどい男ねっ!と思っちゃう内容。
でも智恵子の狂う理由ってすごく普通で
とても共感できてわたしの中にもいつもあるようなもので
(それはわたしも狂うかもということではなく)
狂うってことと普通ってこととほんとに紙一重だとおもいました。
わたしはきっとセンシティブじゃないんだろうな。
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