moonshine  エミ




2001年12月27日(木)  気づいたら、ちょっと遠くまで

 去年のいまごろの日記を読み返してみた。
(ん? この日記は8月から始まったんじゃ? と思った方。
 「エンピツ」ではないところで書いていたのです。HPにお越しくださいな)
 
 見事に、シズラーでのバイトに関する記述が大半を占めている。
 クリスマスもバイト。年末30日までバイト。正月二日からバイト。ちなみに就職する1週間前までバイト。
 よく働いてたもんだ。
 読んでいると、不満や愚痴など、何だかんだ言いつつも、私のシズラーに対する愛情が伝わってくる。
 んー。
 やっぱり楽しかったね。いい思い出やね。
 もう、思い出になってしまったけど。
  
 この日、現役シズラーっ子たちと飲んで、今のシズラーの話など楽しく聞きながら、
「なつかしい。」
 とつくづく思った。
 就職してたった9ヶ月だけど、もちろん社会人としてはまだペーペーなんだけど、
 片足くらいを残してもう、学生だった頃の世界から飛び出してしまった。
 それはあたりまえのことで、 
「学生に戻りたい」
 と深刻に思うわけでも、まして
「甘ちゃんだったよなー、学生の頃は。」
 なんて思うわけでもないけれど、
 
 ただただ、自分がもう新しい道を、確実に歩いてきて、ぴったり9か月分、「学生ワールド(?)」から遠いところにいるんだな、ということを感じた。いいとか悪いとかじゃなくて、そういう自然な現実を思い知ったという感じ。
 
 こうやってだれもが、おとなになっていく。
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2001年12月26日(水)  不毛な快楽

 年の瀬。
 めっきり暮れモードに入った私は、定時がきたらそそくさと退社準備にとりかかっている。
 いつもより長い夜のプライベート時間を利用して、ひっさびさに、プレステを始めた。
「G1ジョッキー2000」
 名手への道は、はるか遠い。

 テレビゲームなんて、不毛な余暇の過ごし方だよなあ、と思う。
 非生産的、というか。
 一人でやることだし、感動が得られるわけでも心の成長が見込まれるわけでもないし、
 それでいて、始めるとやめられずズルズルはまってしまうし。
 実りがない。
 でも、でもね。
 こういう何のためでもない時間の過ごしかたって、たまにすると、かなり贅沢な感じがするのさね。

 きのう気づいたんだけど、
 エレファントカシマシの「ポリスター」という歌は、THE WHOの「MY GENERATION」をかなり意識してつくられている。「MY GENERATION」といえば、奥田民生の「イージュー・ライダー」のイントロでもあるし。
 こういうのを、「パクリ」とか糾弾することなく、リスペクトゆえの「リパック」と呼ぼう、という本をこないだ見かけた。包みなおす、ね。いい感じ。
 
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2001年12月24日(月)  「アメリ」 How Simple the life is!

 シネリーブル博多にて、「アメリ」を観る。女の子同士のクリスマスイブ。
 劇場は観客でぱんぱん。大人気らしい。

 こんなにキュートな作品は初めて観たかもしれない。
 「今年見た劇場映画ランキング」ベスト5に入るだろう。ん? 5本くらいしか見てないんだっけ。
 
 アメリや町・服・雑貨のかわいさや、えらく多い登場人物ひとりひとり、エピソードひとつひとつに深みと説得力、おかしみがあるところや、控えめなCGの上品さ、奇妙なのにあっというまに心をつかまれる冒頭や、最後の言葉の要らないキスシーン、どれもこれもよかった。
 
 40年前の宝箱に引き合わされて涙する男性を見て、
「アメリは突然、世界と調和がとれた気がした。
 人生とはなんてシンプルで美しいものだろう」
 というナレーションが入るあたりのシーンが一番ぐっときた。
 盲目の男性の手を取り、足早に口早に案内するシーンの突然のスピード感にすごい昇華性があった。
 
 吉本ばななが自身のHPの日記で
『「アメリ」を観ようとしたがすごい行列で諦めた』
 と書いていたが、彼女が見たらものすごく絶賛しそうな映画だった。
 人生とはシンプルで美しいもの。他人が見たら「何だそれ」といわれるような、小さな出来事が人間をこうも救ったり立ち直らせたりする。
 一部には、この映画を「リアリティーがなさすぎる」と評する向きもあるようだが、一見リアリティーが感じられないその部分こそが人間の不思議さ、強さ、簡単さだと思ったんですけどね。
 アメリが仕掛けたいたずらのそれぞれの顛末も、「人生のシンプルさ」をちゃんとあらわしてて、好きだった。

 もう一度ぜひ観たいと思える映画。かなりオススメです。ほんわり幸せな気持ちになれる。
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