moonshine  エミ




2006年07月18日(火)  雨降りは続くけど。

あー、今日は早く寝ようと心に誓っていたのになあ。仕事22時半までもしちゃあ、そりゃ遅くもなるわよね。

今週はずっと、こんな感じで残業が続く予感。天気予報も週末まで雨一色。株価は当分低迷しそうだし、どうにも明るい材料に乏しいようだわ。

しかし、これを見越してお弁当のおかずのストックもあるし、この前線が去ればきっと梅雨も終わるし、来月は一年でいちばん仕事が少ない楽しい8月になることだしね! 株価も、まあ、何年か待てばまた上がるでしょう・・・ってそんなに待ちたくないけど、当然。

それにしても、脈絡無いけど、税金どんどん上がるよね。みんな、どれだけ控除されてるか、そしてそれが何に使われてるのか、関心をもとう。選挙には行こう。まじめに投票しよう。毎日忙しくてそれどころじゃないけど、やっぱり世の中のことには当事者意識を持たなきゃ! 働いて納税している人は特に。自分のことだよ。
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2006年07月16日(日)  玉名までドライブ日曜日

日曜日、健康優良児の賢ちゃんが7時くらいに起き出す気配があり、私も起きようかな、と思ったが全然無理で、ちょっと目が覚めてはすぐにくーっと寝入るのを繰り返していたら、
「早く家を出らな、渋滞しだすぞ」
と9時に起こされた。

「どこ行くと?今日」
「ないしょ」
今日もうだるような暑さだ。わけもわからないまま車は出発し、どうやらいったん西へ向かっている。

佐賀県に入ったばかりの道の駅みたいなところで、「昼メシにはまだ早いけど、昼メシの店まであと2時間くらいかかるけんな」と言われ、ざる豆腐を食べる。飲食スペースは屋外で、屋根に覆われているだけだけど、けっこう涼しい。お客さんはたくさんいて、名物らしいそのざる豆腐や、コロッケだとかおでんだとかを食べている。中年の夫婦だったり、その団体だったり、家族連れだったりで、午前中から缶ビールを飲んでる人もたくさんいるけど、総じてのどかな雰囲気だ。

「これから2時間ってどこまで行くの〜」
と聞くと、賢ちゃん、「玉名」という。玉名・・・熊本県玉名市? 地図で見ると、うんと遠い。しかも毎度のことながら、「高速を使わないのがテーマやけんな」ってな道行だから、エッチラオッチラの長旅である。峠越えの好きな賢ちゃんは、今日も南関越えの道を迷わず選んでいた。そりゃーすごい山道だった。まったく運転をしない私ですら、こういう道を通ると、彼の運転技術がわかる。しかし彼に言わせると、「こういう道になると、やっぱり、インプレッサに比べて格段に走りが悪いな。しょうがないんだけどな」ということらしい。

1時過ぎに無事にめあての店に着いた。
「玉名には、有名なラーメン屋がふたつある。『天琴』と、この『大輪』だ。天琴には3回行ったことがあるから、今日は大輪に来てみた。」
とのこと。

出てきたラーメンはザ・熊本ラーメンて感じだった。関東の人には豚骨といえば博多というイメージがあるかもしれませんが(違うかもしれませんが)、私が知る限りでは、博多よりも久留米、久留米よりも熊本と、南下していくに従って、豚骨スープはどんどん濃く、にんにくの効いた味になっていくように思われる。博多っ子で豚骨大好きな私でも、熊本のラーメンのスープは飲む気になれません・・。

そのあと、近くでこれまた有名だというケーキ屋さんに連れて行かれる。福岡では、おしゃれなカフェでティータイム、なんてしたがらない彼だが、旅先のこういうお店をよく知っているあたり、これまでの女性遍歴を垣間見ることができるというものだ笑。なんとも上品なお店で、女の子同士やご婦人たちが、ひっそりと笑顔で談笑しながらおいしいケーキを食べている。私は紅茶とりんごのケーキ、賢ちゃんはモンブランを堪能。彼はふだん、菓子類をほとんど食べないが、甘いものが苦手なわけではなく基本的に大食漢なので、「このモンブラン、超うま! あと2個ショーケースにあったな・・・あと2個食べてもいいかな・・・」と言い出すのを制止する。

そしてまた、ひたすら下の道を通って帰る。大牟田のゆめタウンで小休憩することにして、家族連れでにぎわうショッピングセンターをうろうろ。
「あ、これ、安いね。買っとこう」
と彼が手にしたのは、トイレットペーパー12ロール組と、ティッシュペーパー5箱組。
「片方持つよ」
とティッシュペーパーのほうを持ってあげつつ、
「なんて所帯じみたカップルだろう、私たち」
と、思わず口をついてでる。
「よかろうもん、かっこつけても始まらんめーが。どんなにかっこつけた人でも、トイレットペーパーは買わなきゃならんものやろうもん。
 ・・・でも、人が聞いたら引くんやろうな。『二人でどこ行ったの?』『え?大牟田のゆめタウン』『えー?そこで何買ったん』『トイレットペーパーとティッシュペーパー』なんてな」
「だよね・・・」
「おまえもシマツな女だよな。(注:シマツって、四国弁?か何かで、“質素”“倹約家”みたいな意味で、ちょっと“けちくさい”て意味もあるらしい) ブランド物には見向きもせんし、バーゲンにもあんまり興味なさそうやし、買うってったら文庫本ばっかりだもんな。でも、良かたい。俺、金使いの荒い女の人って好きじゃないけん」
「賢ちゃんも、買い物堅実だよね。Mr.Maxとか大好きだし」
「おう、俺、天神よりMr.Maxに行くほうがずっと楽しいけんな」
など、しみじみ語り合う。

坂本峠を越えて福岡市へ帰りつき、ハローデイで買い物して、おうちで豚肉のオニオン&ジンジャーソース焼き・ピーマンと玉ねぎ添え、お蕎麦サラダを作る。イカの塩辛とらっきょう、さけるチーズというおつまみ3点つきで、ビールだらだら飲みながら、ごきげんでだらだらおしゃべりする夜。
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2006年07月15日(土)  デート2連発土曜日

土曜日、そうじ・洗濯などやっつけて、炎天下のなか自転車をこいで、天神へ向かう。そういえば自転車で天神へ行くのは久しぶりだなーと思った。いつのまにか、生活パターンというものは変化するのだな。

今日は、大学1年生のときに同じクラスだった女友だち4人でランチすることになっていたのだった。ゆうき、ちー、ナオ、私というメンバー。それぞれ個別に(?)会うことはあるものの、4人が一堂に会するのは、なんと、卒業以来6年目にして初めてだった。

そんなことがどうして実現したのか、というと、きっかけは、(書いてもいいよね)、その中のひとり、ちーちゃんが、地元の長崎に帰ることになったからである。しかも、なぜ帰るのか?というと、長崎で芸者さんになるという。

かねてより歌舞伎を愛し、日本舞踊を習っていた彼女なので、そんなに荒唐無稽とも思わなかったけれど、オンナ27歳の決断としてはやっぱり驚くべきものでしょう。

しかし話を聞きだしてみると、荒唐無稽どころか用意周到、準備万端、まさに強い意志と行動が一致して、そこに、周囲の理解や素晴らしい巡りあわせも重なって、実現することになったものだった。詳しくはさすがに書けないけど、とにかく感嘆してしまった。すごい。

10ヶ月ぶりくらいに会うナオちゃんの近況にも、3人くちぐちに勝手な感想を述べ合う。ナオちゃんて、おっとりしてるようで意外と・・・・(自主規制)なのよね。ゆうきちゃんとは卒業してからもずっと近くにいてラブラブなので、私にとっては特にびっくりな話はなかったけど、そばで見てきた生きざま(大げさ?)を改めて辿ってみると、こんにちの彼女の強さたくましさも、「さもあらん」ってなもんだ。そして、近くで見てきた私としては、なぜかゆうきちゃんの今の強さを誇らしく感じるのであった。

さてエミさんは?というと、卒業して一般企業に就職してそのまんま6年目を迎えて、と、1行で説明も終わってしまうようなシンプルな生き方をしているわけですが、平凡に見えるサラリーマンの波乱万丈(?)な日常は、まぁこの日記に綴られているとおりです笑

しかしよく喋った! 友だちと会うのは楽しいね。

いったん家に帰って、夕方、賢ちゃんと天神で待ち合わせ。岩田屋で私の母親の誕生日プレゼントを下見する。キッチン用品、食器、デパ地下のお菓子など。そして、バーゲンで賢ちゃんのスーツを買う。こういうとき、おんなじような業界で働いていると、「これは派手すぎるでしょ」とか「これならセーフ」とか判断しやすい。

その後、「辛辛」という韓国料理ダイニングへ行く。新陳代謝促進食堂、と冠されているだけあって、唐辛子をふんだんに使ったお料理がウリの店である。賢ちゃんは新陳代謝の鬼であるから、事前に「タンクトップで来ていいよ」「あ、タオル必須ね」といっておいた。「天神に行くのにタンクトップはさすがにどうよ・・・」なんて言っていたが、半袖のシャツの下にはちゃんとタンクトップを着ていて、お店に着くと早速シャツを脱ぎ、タオルを膝にセットする彼。ぷ。

キムチの盛り合わせで既に大粒の汗が顔中を彩っている。
「賢ちゃん、なんか、髪がきらきらしてるよ!」
「・・・アイドルみたいやろうが」
歌っても踊ってもおらず、ただキムチを食べただけで、既に頭皮までびっしょりなのである。
まして、タッカルビ鍋が来た日にゃ、風呂上りの如きありさま。
「うー、汗かきすぎて、疲れた・・・。今日、部屋の掃除して、洗濯して、フロ掃除、トイレ掃除、靴磨き、西新まで散髪に行って、いったん帰って博多の釣り道具屋に行って、天神うろうろして、トドメにこの辛さ。唐辛子モノをこんなに続けて食べるの、初めてなんやけど、疲れるもんやなー」
と疲労困憊の彼を横に、私は暑くなってから続いている「辛いもの食べたい」欲を思う存分みたして、満足であった。

帰ってから、おのれの服といい鞄といい下着すらも唐辛子くさくなっていることに愕然として風呂に入った。賢ちゃんは、あれだけ大量の汗をかいても全く汗くさくならない得な体質で、そのまま寝入っていた。起こして歯を磨かせるのがひと苦労。
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