moonshine  エミ




2006年07月27日(木)  木曜日じょじょに解放感が

歯が痛い(親知らず)。なのにお客さんから16区のアイスをもらったものだから、「味の分からん人が食べてもしょうがないやろ、俺にちょうだい、どうせアンタの舌じゃ『冷たーい』ってくらいの感想だけやろ、ね、俺がローソンでブラックモンブラン買ってきちゃーけん、交換しよう」なんてうるさい上司をふりきって、当然自分のお口に運んだ。ら、「つ、つめたーい◇☆×▲$<?」カッキーン!てな具合で痛む歯にジャストミート! でも、でもでもおいしかった。高級な味がしました(←低俗な感想。)

梅雨明けしたとたんに、この暑さ。さすがだね、ニッポンの夏。

仕事は、監査が本日で終了し、ひと段落。あとは開示するばかり・・・かな? 今回の監査は、四半期というよりも、内部統制について、かーなーりー厳しく突っ込まれて、たじたじにはならなかったけど、半ば苛々しました・・・。内部統制を厳しく突っ込まれるのは、これは時流を鑑みるにもう仕方がないことだし、必要だってのは、経理担当者として痛いほどわかってる。でも監査人にもそれなりに仕事のやり方ってのを考えていただかないと・・・。監査の対応それだけが会社の経理部の仕事ではないのです・・・。

あーお腹すいた(夕飯は納豆のみであった)。早く寝よ。明日は金曜日だ。
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2006年07月23日(日)  雨の日曜日、日暮れ前から飲み始めたりして

日曜日、パシャッ!という携帯カメラのシャッター音で目が覚める。と、撮ったな、寝顔を?! とびきり不細工なやつを・・・・。

長い梅雨が続いている。濡れなくてすむように、マリナタウンの屋内駐車場に入って、牧のうどんでごはんを食べる。大食いの彼よりも早くうどんを食べ終わる私に、賢ちゃん、改めて「よう食うオンナだな・・・」と驚愕。

マリナタウン内でお互いにお手洗いに行き、「本屋に行っといていいよ、迎えに行くけん」と言われ、嬉々として立ち読みにふけるが、賢ちゃんがなかなか来ない。あらー?と思って探すと、本屋の隣のリビング用品売り場にいる。「えみ、すばらしいモン見つけたよ!」と目を輝かせる彼に手を引かれ指し示されたものは、「大豆のチカラ」なんて謳われているタオルケットだった・・・。

「触ってみぃー。この気持ちよさ! 全身これに包まれて寝たいと思わん?! ああ、買うべきかね〜。もうちょっと待って、バーゲン品になるころ、また来ような。」
なんて、いかつい図体して頑固親父ながら、実は以外に家庭的な賢ちゃんである。

そのあとはヤマダ電機にて、私が買い替えを検討中のドライヤーや掃除機をチェックし、BOOK OFFで立ち読み&お買い上げして、スーパーに寄る。昨日もおうちでごはんを作ったので、買い足すものはわずかだ。
「やっぱり自炊って、続けると安くつくよね〜」
「しかも二人だと、一人より格段にコストパフォーマンスが上がるけんね〜」
と満足する、ひたすら堅実な二人。

4時前には家に帰って、さっそく缶ビールで乾杯し、「ハウルの動く城」を鑑賞しながらおつまみつまみはじめる。
「ハウル、ダメ男なのにかっこよすぎる!これじゃ心臓食べられてもいいよ」
「結局、ソフィーがチューすると、なんでも解決するってことだよな。」
などと、なんの含蓄も無い感想を述べ合う。
「宮崎駿のアニメって、年とることが、何の嫌なことでもない、って気にしてくれるのが、いいよな。おじちゃんやおばちゃん、じいちゃんばあちゃんも、みんなかっこいいもんな。」
という彼氏の感想が、素直かつ素晴らしかった。
こんな程度でいいんだと思う。

見終わって、ごはん作り、今度は「天空の城ラピュタ」を見る。
少年少女時代に作られたものなので、お互いにもう何度も見ていて、思い入れもひとしおだ。
今日はごはんもことさらに上出来で、
「ああ、ごはんが美味しいね〜。酒が旨いね〜。ラピュタは何度見ても、話も音楽もいいね〜」
とゴキゲンで過ごす。
賢ちゃんが滅多に家では飲まない焼酎を注いできたので、便乗して一緒に飲む。
酔っぱらいつつも、ちゃんと進んで洗いものなどしてくれる賢ちゃんに感謝しつつ、その間も飲み続ける私であった。

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2006年07月22日(土)  昭和へトリップな土曜日

朝7時過ぎに目が覚めて、「うっ、ちょっと頭いてぇー」なんて思いつつ、ベッドの中でごろごろ本を読む至福のひととき。

今日の読書は、半藤一利さんの編・『昭和史が面白い』(文春文庫)です。戦前・戦中・戦後を通しての政治・経済・文化等々について、半藤さんを交えた鼎談が20編ほどおさめられている本で、大学生のときに買って以来、もう何度読み返しているかわかりません。

数日前の日経新聞のスクープで、昭和天皇のご発言のメモが発表されたのを機に、また読み返したくなったのである。ええ、私、皇室周辺の話が大好きなんだけど、その中でもいちばん好きなのが、昭和天皇なんです。好きなんていうとちょっと不敬というか、語弊があるけど・・・。別に右寄りとかってわけじゃなくて、皇室という、きわめてストイックなお立場に望まざるとも生まれてしまった(または嫁がれた)方々の生き様というのが非常に気にかかるのです。中でも、激動の時代を生きられた昭和天皇は、やはりカリスマなのです。

・・・って、このことについて語り始めると長くなるので割愛。
ただ、「皇族なんて、税金で贅沢してさー」とか「生まれただけで別に能力も無いのにさー」とかって言うのは簡単だけど、「じゃあ皇族にしてあげるっていったら、なりたい?」って聞かれると、「あんな自由のない生活嫌だー!」ってほとんどの人が言うはずで。その境遇を受け入れ、分刻みに決められたスケジュールを粛々とこなし、なおかつ気高い皇族の方々に、素直に尊敬の念を抱くわたくしなのです。

で、読み返して「ああ、やっぱり昭和ってすごい時代・・・」と思いつつ、庶民の私はくたーっと二度寝を貪り、次に目が覚めたら11時過ぎだった。

焦って賢ちゃんに電話して、1時ごろ迎えに来てくれるよう頼む。今日は、飯塚へドライブする約束なのです。

私の彼氏・賢ちゃんは、飯塚にある支店(正確に言うと支“店”ではないのだけれど)に異動になってもうすぐ2年半。福岡市西区姪浜から飯塚まで、毎日通っています。1時間半の通勤時間は、東京都心にお勤めの方などには珍しくもないかもしれないけれど、福岡では長い部類に入ります。

飯塚というのは筑豊地方、筑豊といえば、五木寛之の『青春の門』でも知られているように、かつての炭鉱の町です。石炭の採取が絶えて久しい今では、人口も減り過疎化も進んでいる。私も、子供の頃から盆踊りでは「炭坑節」(月が〜出た出たァ 月がァ出たァ あヨイヨイ ってやつね。)に親しんでいたけれど、飯塚に行ったことはない。飯塚に勤務する恋人をもって以来、ぜひ、一度、行ってみたいと思っていたのでした。

久山の「天ぷら ひらお」でモリモリのあなご定食を食べ、八木山峠を越えて飯塚市へ突入。飯塚の中心部にあるビルに入っている賢ちゃんの会社の支店を外から見学し、名だたる歌舞伎役者が今でも必ず襲名公演を行う伝統の嘉穂劇場を見、飯塚の高級住宅地・柏の森で、麻生太郎大臣の生家(すごいお屋敷)を見る。地元に根ざした金融活動をしている彼のナビは、さすがにきめ細やかで面白い。

そのあとは、私がネットでチェックしていた育雛場が経営しているお店や、その近くのお魚屋さんで満足のお買い物をして、賢ちゃんちに帰ってごはんつくって食べました(この辺は、ブログをご参照あれ)。

残業の多い仕事柄、そして飲みに行くのが好きな性格上、ふだんは21時に帰宅したって「早いな〜」と思う私なのだが、賢ちゃんと過ごす休日には、お昼間に出かけて、夕方18時にもなると「さ、早く帰っておうちでごはん食べようよ〜」となるのが不思議・・・。
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