moonshine  エミ




2006年08月31日(木)  さらば青春の光 (カムバック8月!)

昨日の日記で、「博多」は「は・か・た」と母音「ア」の3連続で、発音すると自然と笑顔に・・・と書いたけど、今日になって、ハッと気づいた。
山形。
母音「ア」の4連続だ。
負けた・・・。

後輩の女の子が今日で結婚退職だった。その子を皮切りに、これからしばらく、半月に一度ペースで妙齢の女性たちが結婚退職してゆく。
秋は結婚シーズンなのである。
おめでたいけど、もったいない気もする。しかし、仕事と結婚生活ましてや子育て・・・なんて、両立するのが難しい一般企業。現実社会。
道は厳しい。
私にとっては、秋は農繁期シーズン(つまり仕事が忙しい)。
やだやだ。
でも、怠けるのも嫌だからのう。

夜は、同期と飲みに行く。
同期はいいのう。
心安くなんでも喋れる。
しかも、なかなかよい店だった。

最近、また面白いネット日記を見つけた。
過去ログ一気読みじゃ。
世の中にはおもしろい人がいくらでもいるもんだ。
わたし、面白い日記を見つける才能があるかも。
世間さまのお役にはなんにも立たない才能だが・・・。

バカンス月間の8月も終わってしまった。
これから、多分に政治的な香りのする臨時の仕事をいっぱいせないかんくなった。
ちぇーーーー。
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2006年08月30日(水)  笑顔で発音、博多

今日は早い時間の日記です。友だちの仕事が終わるのを待つために、いったん家に帰ってきています。明日のお弁当のおかずを作ったりして、相変わらず私はヨユウな夜を過ごしています。(「そんなにくつろいでるのもあと二日やろ、へん」と同僚に言われた・・・いじわる!)

ヨユウは余裕なりに、仕事で悩んでいることもあるのです。でもまあ、前向きな悩みかな。というか、前向きに悩まなくちゃいけないんだろうなーと思えることがら。女としては、だいぶトウが立ってくる(?)年頃とはいえ、仕事人としてはまだこの若さ。特に悩みなんてないよ〜って事態になることのほうが、成長の終わりって感じでヤバいよね。
新たなステージへ向かえ!俺!

さて、インドに続いて(というか同時並行ですが)読んだのは、我が町・博多の本。

『博多学』(岩中祥史 新潮文庫)

博多の歴史からグルメからホークスから福岡との区別から未来構想から、手広く好意的に網羅された本である。博多っ子の自尊心をくすぐられつつ読んだ。歴史ある地名が残り、海の向こうにはすぐアジア。焼き鳥にラーメンに辛子明太子やおきゅうと、新鮮な魚も何でも安い! みなさん、一度は来んしゃい!

で、解説を武田鉄矢(私、この方とおんなじ中学校の出身です!)が書いていたのだが、
「は・か・た、と発音すると母音の「あ」が三連続するから、自然と顔は笑う表情と同じになる」
というのは、何だかオオっ!という感じがした。それだけ?だからなに?て言われたらそれまでだけど、なんだか地元っ子としては、うれしいじゃありませんか。
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2006年08月29日(火)  別世界、たとえばインド

仕事がラク。今日も18時半には上がった。早く帰ってごはんを食べて、必要に応じて掃除とか洗濯とか料理とかして、ちょっと本を読んだりして、お風呂に入って、ストレッチとかスキンケアとかもしてみたりして、それでもまだ23時前とかなのだ。朝も目覚ましどおりに早く起きれるし、準備にも余裕がある。

規則正しい生活ができる幸せと、またしばらくしたらそれを失う悲しい確信。もうすぐ8月も終わります。

インド旅行に関する本を読んだ。同じインドを旅していても、まったく違うテイストの2冊だ。

『ガンジス河でバタフライ』(たかのてるこ 幻冬舎文庫)
『インド旅行記1 北インド編』(中谷美紀 幻冬舎文庫)

前者は、就職活動を控えた一介の女子大生のバッグパッカー的ハチャメチャ旅行記。後者は、女優・中谷美紀が、映画の撮影を終えた疲れを癒すためひとりで訪れたインドについて書いた旅行記。

それぞれの年齢や立場に相応な旅行先での行動・感性で、どちらにも共感する部分があった。私は中谷美紀に比べたら断然お金をもっていないので、彼女のように高級ホテルを泊まり歩くことはできないだろうけど、当時のたかのてるこよりはもうずっと年上で、仕事をもっていて、「癒し」とか「リフレッシュ」のために海外でリラックスしたい気持ちもわかる。

たかのてるこは、よしもとばななの日記等にもよく出てくるので名前だけは知っていたが、予想にたがわぬ機知に富んだ人。そしてこの行動力はすごい。中谷美紀は、人気に媚びることのまったくない、たんたんとした文章でかなり知的な印象。ヨガを本格的にやってるんだねー。そしてけっこう英語が喋れるんだねー。

それにしても、日本人なら誰でも、インドに行ったらカルチャーショックだろうなあ、というのがよくわかった。人々の暮らしに沁みついたカースト制度の思想や、貧富の差。インドだけじゃない。世界中にそんな地域がたくさんあるのだ。差別はいけないとか、貧しい人たちに何かできることをしたい、と思っても、その場に行って絶えまない物乞いに応じることはできないし、「差別はいけませんよ」なんて言葉で言っても、人々の思想を変えることなんて到底できやしないだろう。

南の島とか欧米とかに旅行して、「楽しかった〜!」というのとは全然違う、どこか「無力感」漂う感じは、どちらの本にも共通だった。
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