| moonshine エミ |
| 2007年03月29日(木) コングラッチュレイション! | ||||
| ゆうべは仕事の後、飲みに行っておりました。9時前から2時間半ほどの間に生ビール5杯。けっこう酔っぱらいました。朝起きて体重を計ったら、前日よりもジャスト1キロ増えてました、ショック。早いうちに減らさねば・・・。 今日はトラブル発生もあって22時ごろまで仕事して疲れましたが、いい知らせを聞いたので、ごきげんはなかなかに麗しいです。 敬愛する私の上司が、4月から課長になられます。まだ38歳。社内では若くしての昇進です。彼は、「正義の刃をもつ男」。よってうちの会社では珍しく、ドメスティックな権力をもつ経営陣にも正々堂々と立ち向かっていきます。常務会の場で朝から肉弾戦(?)になってることもしばしば。経営陣にとっては煙たい存在でもあるわけですが、さすがに彼らも、うちの上司の存在価値がわからないほどお馬鹿さんではなかったということ。喜ばしい限りです。 今夜の残業では、最後、フロアで上司と二人きりになったので、「聞きましたよー、昇進の件。」とこっそり(まだ内示段階なので)言ってみたら、「あー。ま、今後はますます責任を押し付けられるってことよね。」なんて、彼一流の飄々とした(そしてある意味、核心をついた)お返事でしたが、おめでとうございます。あなたが評価されることは私の衷心からの喜びです。こんなにも尊敬できる上司に恵まれた私は果報者です。 この丸5年半の間、彼の下で、それこそ右も左もわからない新入社員のころから、手取り足取りしてもらってここまできたけど、いつのころからかわかってきた。私が教えてもらってるのは、業務そのものだけじゃない。彼は信念の人だ。もちろん会社に属する経理人は、利益操作ぎりぎりみたいなことに手を染めることもある(当然、合法な範囲内でね)。だけどだからこそ、貫かなければならないことがたくさんある。すべてのことをゆるがせにしない、あの毅然とした態度。それには途方もない意志と、それに見合うだけのたゆまない努力が必要なのです。 それにしても本当に優秀な人だよなあ。もちろん、理念だけでなく、真の実務家です。すごい思考力と行動力、問題解決能力をもってらっしゃる。そして進化に終わりがない。私もああなりたい!と思うけど、そもそもの出来が違う、とも思える・・・。 ということで、今夜は帰宅後、自宅にて彼のお祝い酒をいち早く一人で飲みました♪ お祝いの会をしてさしあげたいけど、いかんせん4月は経理の最繁忙期だからなー。でも、ちらっとでもしたい。しかし、部内で誰かそんなこと言い出すかなー。私が口火をきってもいいものだろうか(経理部所属暦は、私が上司の次に長いんだけど、私が一番年下なのよね・・・)。 |
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| 2007年03月27日(火) カウントダウンはどっち向き? | ||||
| 早いものだ。今年度も、あと3日で終わる。 再三再四しつこく繰り返すけど、経理の本番は4月5月。来週になったら、今週までとは比べ物にならない仕事量になる。それでも、期末というのはいろいろあって自分のペースで仕事ができないもので、何かとあわただしい。夜10時・11時まで働かなきゃってくらいにほんっとに忙しくなったら、さすがに体力的にきつくて直帰→ばたんきゅう、てなもんだけど、この中途半端な忙しさと思わぬふりまわされ方でたまる微妙なストレスが、飲みに行きたくさせるんだよなー。 とはいっても、今夜もまっすぐ帰ってきました。 (たった2日連続で直帰したからって、この威張りよう・・・・) 日曜日にゆうきちゃんと食べた鶏肉のトマトソース煮込みが底をつきたので、今夜はまたお弁当のおかず作り。豚肉・キャベツ・玉ねぎ・にんじん・しめじの炒めものです。かわりばえのしないものを飽きもせずに作っては食べてます。 ゆうべは、お風呂の中で『人間は考えるFになる』(講談社文庫)を読んでいた。「われ笑う、ゆえにわれあり」などなど、多数のエッセイで有名な東大哲学科卒、御茶の水大学教授の土屋賢二と、本格理系ミステリ作家である(元?)名古屋大学建築学科の助教授・森博嗣の対談集である。途中までしか読んでないけど、お互いにマイペースで、実はあんまり話がかみあってないところも含めて、おもしろい。これ読んでると、土屋さんがすごく普通の人に思える・・・ていうか森博嗣がやっぱり個性的(話の内容は、いつも彼が自分の著書で書いてることと同じだけど)。理系の研究者って、意外とああいう人もいるものなのかなー。 あと、今月、ひっそりと夢中で読んでいたのは、日経新聞の連載『私の履歴書』でした。今月は宮城まり子。実はこの人のこと、私、これまで全く知らなかった。ねむの木学園、というのは聞いたことあったけど、歌手?女優?が出自の人が私財を投げ打って本気で作ったものだったとは。それに、とても有名らしいけど、吉行淳之介と深い親交があったということも知らなかった。スポーツ界のヒーローだとか実業界の名経営者だとか政治家、芸術界のプリンス・プリンセスだとかの自伝をこれまでこの欄で読んできたけど、宮城さんみたいな人が登場するのも、とても意義深いなーと思う。 こんなに落ち着いて日記を書けるのもあと数日か・・・。 やっぱり、4月になってほしくないかも・・・。 |
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| 2007年03月26日(月) 恋ってやっぱり。 | ||||
| タイトルは、やっぱり大好きな小沢健二くんの歌より。 でもあたし、この曲、聞いたことないんだよナー。ははは。 賢ちゃんと別れ話になってから2ヶ月くらい経つ。 そろそろ、それなりに整理した内容で書けるような気がするので、書いてみます。 彼と別れたのは、簡単に言うと、「嫌いになったわけでは全然ないけど、これからずっとうまくやっていくのは無理だね。きっと。。」ということだった。 彼とは1年半、社会人同士らしくきちんと誠実に、そしてとても濃密におつきあいをした。 長くもないが、いっときの情熱だけで駆け抜けるほど短くもない時間だ。 いろんなところに一緒に行ったし、おうちでごはんを食べたり飲んだりごろごろしたりした。 そうした中で、お互いの人間性、ってのは見えるものだ。 食べ物の好みも合ったし、遊びに行っても楽しいし、けんかをしたこと、その後の仲直りの痛痒い甘美さも含めて、彼のことがとても好きだった。 だから、別れるという決断に至るまでは、もちろん葛藤もあった。 でも今は、切ない気持ちがないわけでは当然ないが、とてもすっきりしている。 「きれいに別れたい。」っていう自分のちっぽけな美学みたいなのを貫けたから。 傷つけあってボロボロになる別れ方はしたくなかった、 だってこれまで、とてもいいお付き合いをして、楽しかったのだもの。 きれいに別れたいと思っても、相手のあることですから、自分だけではどうにもなりません。 賢ちゃんのおかげだ。 別れるか別れないかの話をした期間じゅう、彼は本当に男らしく、率直で、思いやりにみちてた。 「この人のこういうところが凄くかっこよくて、だから私は好きだったんだ。」 と、ある種、感動的なほどだった。 「いい男とつきあったなー。」 と思った。 だからこそ、きれいに別れたかったというのもある。 彼は私にとって、これからも特別な人だ。、 いっときの間、もっとも近くにいて、見つめ合ってた人なのだ。 私は彼の筋の通った男らしさや大人らしい如才なさ、よく切れる刃物みたいな鋭い賢さを尊敬してる。 そして、1年半の間、恋人として私を大事にしてくれたことにとても感謝してる。 もう会うことがなくても、これからお互いにほかの人とおつきあいをしたり結婚したりしても、 これからも彼を思い出すときは、とてもいい気持ちになると思う。 そうできる別れ方をするために、私も彼も努力をした。 その最後の共同作業は、私にとって誇りになりました。 人は、ひとりでは成長できないことがたくさんある。 好きになって、おつきあいをして、別れる。 そのすべての過程で成長できたなーと思う。 お互いの気持ちをぶつけあったこと、喧嘩して傷つけあったことも含めて、 私はとても一生懸命に恋愛した。 相手に不足なし!て感じだった。 彼との間に遣り残したことはもう何もない。 だから、賢ちゃんにはほんとに、ありがとうと言いたい。 狭い福岡、ばったり会うこともあるだろうけど、そのとききっと私はとても嬉しいと思う。 とても懐かしい気持ちであいさつできると思う。たとえその横にほかの女の子がいてもね。 ゆうきちゃんに言わせると、私は“恋愛体質”らしい。 そうかな? そうかもしれない。 実際、私は、男に溺れるタイプではない。 良くも悪くも、その人の色に染まれないし。 自我も自意識も強いし頑固だし、仕事も好きだし、友達もいる。ひとりで過ごすのも好きだ。 でも、確かに私は、恋愛が好きだと思う。 恋愛が好きっていうか・・・恋人、っていうのが好きなのだ。 恋をした数、おつきあいをした人は、28歳にしてはそんなに多くない。 ひとりの人とじっくりがっぷり組み合うのが好き。 好きになって、おつきあいをして、相手のことを知りたいと思い、相手にも自分を知ってほしいと思い、うれしいにつけ悲しいにつけてその人のことを思い出し、思い出され、いつでも心の距離は近くて、与え、与えられ、そのぶん、エゴもぶつけあって、っていう、友達とも家族とも同僚とも違う、恋人ならではの濃密な関係。 友達も家族も同僚も大事で、必要なもの。 優劣をつけるわけではなく、それと同じだけの強さで、恋人という存在は、これまでの人生において、私にとってはとても大切だった。 友達や家族を大事にしたり、仕事に一生懸命になるのとおんなじように、私は恋人にも手を抜きたくない。 あるときはかけがえのない安らぎであり、あるときはもっとも自分を悩ませるもの。 私にとって、恋人って、そういう存在だ。 自分のそういう恋愛感覚はとても好き。 そういう恋愛をこれまでにいくつかしてこれたのは、歴代の(笑)恋人のおかげでもあると思う。 彼らのおかげで、私はこれからも、恋愛っていう究極のぶつかりあいに、臆病にならずにいられると思う。 というわけで、これからも独身者の特権として(笑)、いい恋をしたいと思います。 人を好きになるのは楽しい。好きな人とおつきあいをするのは、つらいことも含めて、本当に楽しい。 そう、今、好きな人がいます。 (私と、それから賢ちゃんの名誉のために言いますが、賢ちゃんと別れてから知り合った人です。) 「早っ!」 「それは・・・・長続きしないんじゃ・・・」 「や、その人と出会うために、このつらい別れがあったのだよ。」 周りではいろんな意見がありますが、もちろんそれは、私の気の持ちよう次第。 恋愛は当事者にしかわからないのです。 これからいくつ恋をするのだろうなー。 わからないけど、私にはなんか、自信がある。 これからも、いい恋愛ができる。 だって自分はいつでも変わらないから。 ヘタな人は選びません。 ま、これからどうなるかわかりませんが、今は暖機運転よろしく、じっくりあたためているところなのです。 |
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