凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2012年10月02日(火) 入院

唐突にパートが決まった。
連休明けから出勤。
八時半〜五時半で週三回。

そして唐突に夫が入院手術。

「パートが始まる前に済んだほうがいいだろ?」と上から目線。
別に私がパート始まってからでも全然構わないけど。
ただ、私は病院に行けないから、あんたが不自由なだけで。
私は連日の弁当作りから解放されるし、うざいあんたがいない事が嬉しいばかりなんだけど。

なんて事は言わない。言っても詮ない事。


前回の入院手術はアユムの一ヶ月検診時、心臓に問題がある事が判明し、動揺しまくっていた私が、土曜日休日で自分の健康の為病院へ行ってた夫に電話したら、「あ、おれこれから入院して手術する事になったから」だった。
アユムの心臓なんかこれっぽっちも心配する事なく。
我が子の健康より我が身の健康。
なるほど。

その前の入院手術はアイの三歳児健診当日だった。
局部麻酔の簡単な手術だったから、アイの健診に行って、手術の立会いには行かなかったら、「家の人は来ないんですかって驚かれた」とさりげなく非難した。
たかが痔の手術になんで。

だから、今回の手術も局部麻酔で一時間程度で終わるものだったけど、またねちねち言われるのもうざいから、立会いに行った。
「別に家の人は来なくて大丈夫ですけどって言われてたけど」と今度は言いやがった。
どっちにしろ、相手の行動を非難というか、否定しないと気がすまない人なんだ。



なんかもう、専業主婦になって、主婦としての自分を評価するのが夫しかいないという世界で、この、相手を全否定して常に自分が正しいのだと言う考えの人間と生活していたら、自分のすべてに自信が持てない人間になっていった気がする。


何を言っても「いや、でもそれは」と反対される。
かといって、反対しながらそれを実践してくれるわけじゃなく、意見をいうだけで、結局決定は私にやらせる。
自分の意見と反対で、私が失敗した時は「ほらやっぱり」
自分の意見どおりで私が失敗した時は無言。
「大丈夫だよ」とフォローしてくれる人も、「代わるから」と負担を一緒に担ってくれる人もいない。
そうなると、自分で行動する事も不安しかなくなり。

自分のすべてに自信が持てない、自分の意見が言えない、責任ある事も当然出来ない。
そんな、病的とも言える自分がここに居て。


私が何かやろうとするとそれを阻むかのように狙ったかのように夫のアクシデントが来る。

夫が私のすべての妨げになっているようにさえ感じてしまう。



いかんいかん。再就職前でナーバスになっているんだ私。
ただ、夫はこうして入院しようが手術しようが遠方の良い病院にかかれるけれど、私が入院とかになったら、誰も世話をしてくれる人はいないんだと思うと、空しくて仕方ないというか。

アイの手術の時も、私が一人で入院手続きして、一人で退院して連れて帰った。
自分が高熱で動けなかった時も、なんとか自分で運転して病院へ点滴してもらいに行って「ここまでご主人が連れてきてくれたんですか?」という看護師さんのなんでもない質問にも答えられなかったあの寂しさ。


「ごめん、旦那が運転できない状況って想像できないから」
「うち、旦那に全部任せてるから分からない」
「言えばうちの旦那にやらせたのに」
周りの誰にも同感してもらえない寂しさ。


あぁきりがないや。
そろそろ病院へ行かなきゃ。
携帯の充電器持ってきてって言われてるんだ。
「どこにあるの?」と聞いたら「貸してよ。どうせどこにあるか探せないでしょ?」と言われた。
そりゃ本人が無くして探せないでずっと私の充電器使っている状態なのに、私が探せるわけないけど。
どうして「自分のはどこにあるか分からないからそっちの充電器を貸して」と言えないのか。

いやいや、楽しい事を考えよう。
病院の帰りにスーパーに寄って、今日の特売品を買って、その時にいつもは買わないちょっと高めのお菓子でも買って、一人どか食いしよう。
手っ取り早く幸せを感じる方法は、満腹になる事だそうな。
そして、寂しい女は太るんだそうな。
なるほどね。





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