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2005年05月29日(日) 記念すべき最初の武器。


実習仲間の女の子は、彼氏と付き合って六年なんだって。
六年て、すごいよなぁ、って普通に思う。
六年も経つと、男と女って感じじゃないよーって言いながらも、彼氏のことは好きで好きで仕方ないって感じ。
メールきたって言っては喜んで、電話したって言っては喜んで。
幸せそうだなーって思う。
不安てないのかな。
とある人のブログを読んで、なんか凄く不安になった。
その人の不安がリアルに伝わってきて、あぁ、わかるわかるって思った。
その人じゃないとダメなんだって思う気持ち、凄くよくわかる。
ぎゅってされたら安心するし、そのまま溶けるようにその胸で眠りたいって思う。
『癒される』ってこういうことを言うんだなって。
実習中、生徒に唐突に後ろからぎゅーってされて、女の子だったんだけど、それでも、なんかほっとした自分は、やっぱり疲れてるんだなって思う。
包まれてると世界が遮断されたみたいで安心する。
会えないと不安だよね。
いつ急に『他に好きな人が』って言い出されるかって思うし。
そんな時は、彼の言葉を思い出して乗り切ってますが。
実習二日目にちらっと顔だけ見れた日があって。
その時に、『まぁ、(精神)病んでないならいいんやけど』と。
心配してくれてたんや!って驚いて、素直に嬉しかった。
好かれてるんやなって感じた。
だから、それ、思い出して、そんで、信じてる、あたしは彼のこと、信じてるっておまじないみたく唱える。
でも、やっぱり不安で、彼が足りなくて、どうしようと思う。
こんなに長く会ってないのとか、初めてぐらいの勢い。
お互い忙しいから仕方ないんだけど。
昨日、眠りに落ちる前、ふと、彼の声で名前を呼ばれたいなって思った。
それだけで、あたしはきっと癒される、って。
思いながら、眠りに落ちた。
また明日から実習が始まる。
早く終わればいいな。
そしたらたくさん、そばにいるんだ。


















荷物を積み、別れを告げ。



















 昨日  記録  明日


狗神史狼 [直訴]

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