皇帝の日記
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テストの結果は無事通過。 面白くも無い内容なので書き損なっていたが、今日から一個上のクラスに行く。
筆記試験は日本人としては想像の範囲で解ける。 だってほぼ日本語と同じだから。(「単独」の反対語は「複数」とか) ネックは口語(スピーキング)の試験だが、これは15個の話題を前もって先生に与えられ、その中から自分で8個選出して準備し、試験当日に先生がくじで1個に絞ってそれについて一分から二分間スピーチすると言うひねった内容。
しかし当日はこげぱん先生がやる気なく、 「君、何に興味ある?政治?じゃあ中国の政治どう思う?あ、駄目?そう。じゃあ合格。次のクラスの教科書あげる」 というアットホームな感じの試験に変わっていた。
よく考えてみればこげぱん先生はこの班の苦情窓口の先生だから、全員の会話能力くらい知っているのだ。 苦情内容を説明する時のたどたどしいながらも必死の生徒達。 確かに試験よりも内容が濃く、鬼気迫っている。
ところで爬虫類先生の授業がなくなる。 もうあの瞬きしない凝視を見られなくなるかと思うと悲しい。 いや、うれしい。
皇帝

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