墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2003年04月17日(木) 馬鹿にも衣装

昨夜、ハラダ氏とHP更新と漫画の打ち合わせ電話中、話は思いっきり脱線した(駄目ジャン)

最初は劇団四季の豪華絢爛衣装の話。ところが、ここで認識の違いが。
四季のライオンキング、ご存知ですか?
キリンとかトムソンガゼルとか、いろんな動物を模った可動式のものを被って動物らしさを演出しているんですが、白猿あれを小道具だと認識してました。しかし師匠いわく、あれは衣装だというのです。

「えー? だって、あれ服じゃないじゃんかー(不服そう)」
「君の、服という認識は一体なんなんだ?(苦笑)」
「布(どキッパリ)」
「………」

という、微笑ましい(?)会話の後、ハラダ氏に中に人が入るものは総称的に衣装という…らしい事を教えてもらった。なんでも、そういうものは全て『衣装部屋』に収められるからなのだそうだ。
で、衣装と、スーツと、被り物とかの分類の話をしていたら、話はどんどん特撮方面へ(笑)

「仮面ライダー龍騎のさ、ゾルダが召還するロボット覚えてる?」
「はいはい、覚えてるよ。あの緑のでしょ?」
「あれも確か人が中に居てね〜確か特撮至上最大らしいよ。衣装のでかさ」
「へ? そんなに大きかった?」
「だって、ゾルダって涼平ちゃんでしょ。彼190ぐらいあるから、下手すりゃあのメカスーツ3mは越えるんじゃない? 涼平ちゃんが身長高いからあんまりそう思わないけどね(笑)」
「……え? え??」

何でも、ゾルダロボは脚立を使うぐらいに巨大だったそうだ。
だが……

「特撮至上最大って、じゃぁ戦隊ヒーローものの巨大ロボットは……?」
「………」
「………」
「………」
「………ちゃうねん」
「………」
「………わかってんねんで? わかってんねんで? 巨大ロボットは撮影技術で大きく見せてるのはわかってんねんで?!」

そうさ! 周りの山や森やビルはジオラマだったり、合成だったりで本当は人が入っているんだから、それなりの大きさだっつーことは判ってるっ! きちんと知っていたはずなんだっ!
でも! それでもっ! 

「はっはっはっはっは! いや、うん。わかる。わかるけどね、ひめの言いたい事は」

思いっきり爆笑してくれた相棒は、俺のぶろーくんはーとに止めを刺してくれた。

「でもね巨大ロボは、ゾルダのロボより小さいから(爆笑)」

なんか納得いかーんっ!!(/▽皿▽)/
だって、片や人間と並ぶ規模で大きい程度で、片や山よりデカイ巨大ロボなんだよっ?!
(いや、だから、そこがそもそもの……以下略)

「って事はよっ?! あの巨大ロボは、本当はライダーバイクにも乗れちゃうって事?!(それまでの話で、龍騎のバイクもメチャでかいという話もしていたのだ)」
「わっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

師匠笑いすぎ。

その夜。
白猿の見た夢は、颯爽とライダーバイクに跨るガオキングでした。

涎垂れたよ……(実話)


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白猿