墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2003年05月15日(木) しっかーご!

見てきました。シカゴ。
っかー!!!!!!!
すんごかったデス。いやまじほん。
レニーが主人公なんですが(役名は違うよん)、とって食われてました。ゼダ姉御に!(笑)
いやもう、すんげー迫力。声ドス効きまくり。踊りも他の人たちに比べて際立っていたし。
うーわー。惚れますねー。ゼダの姉御には。
レニーは口元緩かったのが気になったけど(笑)可愛かったです。彼女の声はラブリーですな!
スタイルも腰から下が絶品!
つか、レニーは胸が…胸だけが……絶壁でシた。(ごめん)
貧乳好きな白猿ですが、あれはちょっとかわいそうと思ってみたり。
いや、普通にしてたら全然気にはならないんだけど、シカゴって露出高い服が多いからな〜(苦笑)
ゼダの姉御は、前見た映画の時よりはぽっちゃりしてましたが、その分力強さ倍増って感じ。
全部筋肉?!(ありえそう)
もう動き全てがすんごい迫力で、声も伸びる伸びる。惚れるなーあの人(まだ言ってる)
んで、数少ない男性にリチャード・ギア。
この人、顔が柔和な顔じゃないですか。でも一番の悪党なんですよ。こいつ(笑)
いやもう、この人とレニーとのやり取りが面白くて、面白くて。
レニーが超お馬鹿な役だったもんだから、やり手弁護士振り回されてるし。
あと、ママという役名の人とか、レニーの旦那役とか。皆味があってよかったです。

あと歌と踊りね。
これがまたスゴイ!
肉体美大好きな人にはたまらないでしょうね。本気でミュージカルを見ているって感じがしました。
某映画雑誌でも言ってたんですが、ミュージカルが嫌いっていう人の理由の大半が、

「突然歌が入るのが嫌」
「せっかくストーリーに入り込んでたのに歌われたら台無し」

とかいう意見が殆どだったんですって。
私も実は同意見。歌なら歌。ダンスならダンス。芝居なら芝居。その方がいいと思っていたんです。
ところが、このシカゴはそんな意見をぶち壊してくれました。
確かに突然歌が入るけど、きちんとそれなりにストーリーは繋がってるし、映画だからこそ出来る編集技術で違和感無いんですよね。現実と歌とが見事に調和って感じ?
風刺が結構強いので、その部分のダークさにも笑えるし、やっぱり歌も踊りもそしてお芝居も全てが超一流だからこその絶品。どれか一つが抜き出てても駄目なんでしょうね、こういうのってバランスが大事なんだって思っちゃいました。

最近舞台を見る機会が増えてきて、ありがたいことに、友達のお陰でめちゃくちゃいい席で劇団四季とかも見れるようになったんですが、それで思ったこと。

やっぱり生はいい!

迫力が違います。だけど、生だからこその弊害も。
席が舞台に近くないと表情が全然見えないし、逆に近すぎると舞台全部に視線を送る事が出来なくなる。
映画ならチョイスして美味しい部分撮りだし、アップも引きも完璧(その分選択の自由は無いけど)

結局、シカゴの何がすごいって所は、生舞台を見た時と同じ迫力があるって事。
その上、映画故の美味しい所もチョイスしていて、本当にこれは絶品でした。

ビデオでたら絶対レンタルするとは思うけれど、これは是非映画館の巨大スクリーンで見る事をお勧め!
ブロードウェイに行った気持ちになれます。まじで。


 < まえのひ  もくぢ  つぎのひ >


白猿