墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2003年08月30日(土) 罪科持ち


いえ、まだ警察には掴まってないので、ノーカウントですが。
やっちまいました。とうとうこれで俺も犯罪者です。すまん、相棒。俺は穢れてしまった…(涙)

罪状 : 『食い逃げ』 いや、逃げてないから『無銭飲食』の方かな。

どちらにしろ、大変不名誉な罪状である。俺は貧乏だが、そこまで酷くない。
事の起こりは、大阪は南港。腐女子にとっては行きなれたと言っても過言ではないインテックスの横にビルがある、某企業へと俺は講習を受けるために出張した時の事である。
お昼ご飯は俺が余り好きではない幕の内弁当。煮物に対しての味には煩いわたしは、その殆どを残してしまった。
したらば、当然腹は減る。かなり減る。大変減る。
というわけで、家に帰るまで持たなかった俺は、大阪の地下にあるマクドへと行ったのだ。
初めて入るそこは、狭くて人が多い場所だった。
席は無く、カウンタで立って食べるタイプの場所で、「こちらでお召し上がりですか?」の場合でも、トレイで商品を出すのではなく、紙袋に入れて商品を渡してくれるといった場所だった。
俺は、ほんとーにお腹が減っていたので、普通のセットだけじゃ足りないと思い、

「●●バーガーセット。ナゲットもお願いします」

と注文した。

「お飲み物は何になさいますか?」
「コーヒーで」

そう言って、注文を受けてくれたお兄さんが裏で準備をしている間に、別のお兄さんが

「お会計を先にさせていただきます」

と、言ってきた。
俺は百円玉が全然なかったので千円札と十円玉とで、半端分を出し、貰ったお釣りはろくに確認もせずに財布へイン。
直ぐに最初のお兄さんが紙袋を手渡してくれたので、俺はそれをもってカウンタへ。
そしてごそごそと中をまさぐれば……

ポテトがないっ!!!

このポテト大好き娘にコレは切ない仕打ちっ! とばかりに、俺は先ほどの兄さんに声をかけた。

「すみません! ポテトが入ってないんですけど…」
「あ…? あ、すみません」

といって、お兄さんは直ぐにポテトを出してくれた。
俺はそれをホッとしながら受け取って、ようやく飯にありつけたのである。
はぐはぐと全てを平らげ、腹十二分になったところで、大阪地下街の人込みの中へ。
JR大阪へ向かう途中を歩きながら、俺はふっと突然思い出してしまったのだ。

最近のマクドのセットは『マックチョイス』
…つまりは、自分で好きにセットを組み合わせる事が出来る。
そう。お兄さんは、私が、『ポテト』ではなく、『ナゲット』を『チョイス』したと考えていたのだっ!!!
俺はセットは『無条件でポテト』という昔の形に囚われていたので、『ポテト』+『ナゲット』のつもりだったのだが、そりゃ店員さんはそう思うわな。
慌てて財布を見てみれば、先ほどまでは無かった500円玉がキラリ☆
どう考えても、ポテト分の金額は引かれていない。つまり………

うわぁぁぁぁぁ!!! やっちまったぁぁぁぁぁ!!!(天に向かって咆哮。そして泣き崩れ)

うっうっうっ…俺もコレで罪人じゃ…どうりでお兄さんが不思議そうな顔をしていたわけだ。
戻って、正直に打ち明けて不足分を払うか。
しかし、戻るのはすんげー恥かしい。
ポテトぐらいいいじゃないか。安いんだし、ラッキー☆
いやしかし、そんな安いものを無銭飲食したなんて、なんかすっげー情けない。

良心と悪心の狭間で揺れ動く我。

結局、今更という事で良心に目隠しする事に。
その罰なのか、思いっきり地下街で迷いましたが。(涙)
この話を相棒にしたところ、

『はっはっは。そこは関西人として『儲けた。ラッキー♪』と思っとけよ』
「…師匠。それ自分がしちまったら、言えないだろ」
『うん♪ 他人事だから笑ってる』
「あんたというひとはー!!(泣笑)」

ま、直ぐに忘れてしまうとは思うのですが(ぉぃ) とりあえず反省はしておこうというわけで、自己申告でした〜。ふ…


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白猿