雑感
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2001年09月27日(木) プロの仕事/ありがとうの言葉

事務所の掃除を担当しているシルビアが休暇中で、代わりの年配の
女性がここ2週間掃除してくれている。仕事が丁寧で、誰かが持ち
こんだ食器でも、いやな顔せず処理して、おまけに冷蔵庫の中や
食器棚までもきれいにしてくれたので大助かりだった。本来は
清掃外の領域だと思っていて、実際シルビアから自分の領域以外
の仕事はしないといわれていたので、台所はけっこう汚れていた。
代わりの女性の言うことが気に入った。4時間という枠内で汚れて
いる箇所を清掃するのが仕事だから何でも言ってくれればいいと。
毎日掃除しているのに、こんなに汚れているのは、プロとして失格
だと自信に満ちたことばを聞いた。
掃除のしかたに無駄がなく、流れるようにすみからすみまで、いつ
のまにか、大掃除でも手を抜きがちな戸棚のてっぺんまでぴかぴかに
なって感謝の念でいっぱいだった。

自分は一日に何度「ダンケ・シェ−ン!」と言ってるか数えてみた。
家人が車で、会社まで乗せてくれて「ありがとう!よい一日を!」
から始まって、事務所のガードマンが新聞や郵便をチェックして
もってきてくれるたびに、清掃の女性が何かしてくれるたびに、
同僚がファックスをもってきたり、パートタイマーにコピーをお願い
したあとで云々・・きっと50回くらい言ってるにちがいない。
昼休みに買い物したレジでも、家人が食器を洗ってくれたときも
「ダンケ!」と言ってるな。
ありがとうの大安売りで値打ちもなにもあったものじゃないが、
これで他者との関係がスムーズにいくのであれば、何度でも言える、
ダンケ!と・・
こうやって、いろんな機会にダンケ!と言ってるうちに、心から
言える数の割合が増えていくかもしれない。


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