雑感
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2002年04月11日(木) 陽子さん

出会いの中における、偶然と必然の割合というのはどれくらいなの
かしらと思う。ブラックコーヒーとミルクくらいか、それとも
カフェオレくらいの分量になるのかしら。

朝日新聞などめったに読まないのに、一部余分に配達されたので
自宅に持ちかえった。
記事以外の広告、新刊や雑誌の情報がおもしろく広告の見だしを
拾い読みしていたら、ある婦人雑誌に遠縁の陽子さんについての記事
が載っていた。見出しのみで記事の内容など知る由もないが、過疎地
で11年も単身赴任で医療活動に取り組んでいるのだなと知りすごい
なと思った。

幸せな結婚をして子供にも恵まれた陽子さんが、医師になりたいと
決心し予備校を経て医大に合格したのは36歳だった。当時、マスコミ
にも取り上げられ、学生だった私はかっこいい!とあこがれていた。
あれから20年有余の月日が流れ、若かったときの志を全うしていると
知り、私もしっかり生きなければと思いを新たにする。

物事を始めるのに遅すぎることはないし、若い人にまじって活動するの
も悪くない。周囲を驚かせるような才覚には恵まれないけれど、幸い
地味に継続する才は残っているようなので、楽しみながら回り道しな
がら続けてみようと思っている。


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