雑感
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夕食材料をたっぷり買いこんで帰宅し、玄関のスイッチを入れた つもりだった、・・・が電気がつかない。電源が落ちたのかと思って すべてのスイッチを点検する。 どうやら安全装置自体がやられたらしい・・・
あちこち触ってみても効果なく、しかたなく彼に電話を入れる。 知り合いのWさんに電話して助けてもらうようにと言うが、あまり 親しい人ではないので躊躇していた。 こうしている間にも冷凍庫の中身がどんどん解凍している。 自分の無力さをひしひしと感じ、しょうもないことで涙がにじんで きた。ひょっとしたら、請求書の名義変更をしなかったので請求書が 届かずに電源を切られたのかなと思い、ウィーンエネルギーに電話して みるも営業時間は過ぎていた。 電気とガスが止まっただけで生活自体が成り立たない現代生活に 愕然とする。携帯電話もバッテリーが残り少なくなり、お湯も パソコンも使えない。
そうこしている間に電話があり、Wさんに来てもらうよう手配したという。 3時間ほど待ってみたが来なかった。このままだと食品がだめに なるので、買ってきた冷凍食品もアイスもお豆腐も意を決して 全部処分した。 心配の根源の食品を処分したら急に元気が出てきて、日のある間に できることはして、明日は電力会社に一番に電話しようと思って 寝ることにした。
Wさんが来たのは、あたりが真っ暗になり睡眠薬を飲んで寝ようと した頃だった。エレベータ横のメインの配電盤を調べてもらったら 私の部屋の電源が切られていた。エレベータ会社の人が間違って 切ったらしい。 Wさんは、今日の食品の損害分をこの会社に請求するように言って くれたが、電気が復旧しただけで満足で私としては何も言うつもりは ない。困ったことがあれば、これからは直接電話するようにと帰っていった。 他者の親切にすがることができない性分はもう直しようがないが、 これでやっていくしかないのだろう。
世帯主として家のメンテ全般を切り盛りするのはなかなか大変な ことだと感じる一日だった。
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