雑感
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帰宅後、クラプフェンバウアー宅へ。 アパートの契約更新のため、ウィーン市のはずれまで 出向いた。まったく訪問する気乗りがしなかったので 手っ取り早く、郵送してもらうかメッセンジャーで やり取りしようと思っていたのに、電話で話しているうち にそういうわけにもいかなくなった。
アパートの更新のことでちょっとした行き違いがあって、 あまり顔を合わせたくなかったので。 それに今まで一度も一人で夫妻と話しあったことはなく 長い沈黙がきたらどうしようかと思ってた。 いざ、訪ねてみると夫妻は親切でいろんな話を聞きたがる。 あれやこれやと話しているうちに、2時間30分も経過。 次回は一緒に温泉に行こうと誘われた。
ワンパターンな生活をおくっていると、私自身が含まれる ような会話をしていないことに気がつく。職場では、 自分というものに大きな着ぐるみをかぶせて極力、個人的 な感情を抑えているのだろう。個としての会話をすること に少し飢えているのかもしれない。何語であれ人と話を するのは楽しく思える夜だった。
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