雑感
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土曜から画材屋に行こうかどうかずいぶん迷っていた。 油のチィンク・ホワイトがいるだけだったので、まあなくて も何とかなるのだけど・・ そのためにずいぶん離れた画材屋に行くのも億劫だった。 でも、かなり大きな店だし、たくさんの画材からやる気 というか、絵心のようなものが得られたらと思って出かけた。
中央墓地からそう遠くない一角に件の店があった。広い。 ホームセンターの規模にあるのは画材だけ。油絵の具だけで も3列並んでいて、探すのが大変だ。 シュミンケの白を物色していると、透明感のある白が安かった。 5つ☆のついているのは、小さなチューブでも高価だ。
色とりどりの絵の具、油、水彩、アクリル・・パステルの 色えんぴつ。眺めているだけで嬉しくなる。画材はほとんど 持っている。たぶん一生分あるのでは・・ 結局、猫の舌のような筆を数本と白の絵の具だけを買った。 お店にある画材を眺めていると、あれも描きたい、これも 描きたいと、しばらく遠ざかっていた世界に引き込まれる。
帰宅してプラハで買ったミーシャの画集を眺めて、こんな 線が引けるようになるのはいつのことかしらと溜息をついた。
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