- different corner -
DiaryINDEX|past|will
| 2003年06月14日(土) |
涙/make you happy. Part.2 |
涙は、人をひきつけるための道具じゃない。 やさしさを得るための引換券じゃない。
だから、僕がきみの予想通りにやさしくしたり 涙を拭いてあげなかったからといって 憎しみの表情をむけないでほしい。
泣いているだけでかまってもらえるのは、 赤ちゃんだけだよ。
わがままなきみに、一つだけ質問。 最後に僕が泣いたのは、いつだか知ってる?
知らないよね。知っているはずがない。 きみは自分の気持ちをうけいれてもらうことしか 興味がない。
だから僕は、きみの涙を無視しているんだ。 ふりまわされるのはもうこりごりだから。
涙を拭きたいと思えるほど、 きみは僕にやさしくしてくれたかい? いたわりたいと思えるほど、 きみは誰かに犠牲をはらったのかい?
涙を拭いてあげたいと思えるような人間になれば、 僕のやさしさを求めなくても 誰かがハンカチを差し出してくれるはず。 もう、僕のやさしさを求めるのはあきらめてほしい。
僕が最後に泣いたのがいつだったかって?
昨日だよ。 その時きみは、どこにいた?
BGM : Compassion - Todd Rundgren
数年前の会話。
「最初から言ってるじゃん。 俺はやさしい人間なんかじゃないし、大人でもないんだ。 年上だけど、おまえに甘えたいんだよ。 胸を貸してよ。髪をなでてくれよ。 「あなただけ」って何度も言ってほしいんだよ。 俺が欲しかったのはそれだけ。」
「それ。。。だけ?」
「俺たち、ずっと続くじゃわけないだろ。 出し惜しみすんなよ。」
「・・・はは。それも、そうだね。」
最初からそう言ってくれれば変な期待をしなかったのに。 だけど、正直にいってくれただけましだったのかもね。
なでる手がほしかった。 うずめる胸がほしかった。 「あなただけ」の言葉がほしかった。
「私」じゃなくて。
手でも、言葉でも。 以前は求められるものがあっただけよかった。 今の私は、人から求められるようなものが あるのかどうかあやしいところだ。
あなたは、私に何を求めていたのだろうか? 確かなことは、あなたを笑顔にできるようなものは 何一つとして持っていなかったこと。 たぶん、今もそうだ。
でも、次に誰かと出会うときは 何があっても手放したくないと言われるような 存在になれるといいと思う。 一緒にいるだけで幸せ、と心の底から 言ってもらえるようになれるといいと思う。
その時の私を見せられないのが、 ざぁ〜んね〜ぇんだなぁ〜。 うけけけけ。ざまぁみろ。<誰に言ってるのだ。(笑)
BGM : Do you love me like you say? - TTD
|