日記
tenru



 敬愛o

昔は三島由紀夫氏の書く文に惚れいっていましたo
「金閣寺」
は、当時わけわからない文が1、2文あって悔しい思いをo
これを完読するにはかなり大変だった記憶がありますo
同じく、
「仮面の告白」
は見る気もおきないほどわけわからんかった記憶がo
と、いうより金閣寺読んで見る気がおきなくなったと言ったほうが正しいかo
「豊饒の海」
だっけ?潮騒だったかもしれないが、珍しくあまり暗くない文もあって、その文を読んだ時は少し意外感が残りましたo

その他にも読んでわからない文がある小説ありますo

「二重人格」

これはドフトエフスキーだと思うo
ハッキリ言ってわからなかったo
わからない読者が多い、と著者も後書きのほうで言っていたがo

わからない文があるというのは反面嬉しくo

まだまだ心情のわからない、私の経験不足の為に読みとりきれない文があるのだなと、後で読む楽しみが出来るo
だからわからなかった本は記憶に残るo

純文学は好きo
わかりにくい、と不評であるかもしれないけど私は好きですo

そして少し前は谷崎潤一郎氏の文に好奇心をo

「陰影礼賛」

…でもこれは小説ではなく、評論ですがo
現代の文ではやはり評論が良いですねo

あまり浅はかさな文は嫌いなのですo
やはり得る所がなければ私にとっては何も意味も無いo

そして今も昔も変わらず敬愛するのはサルトルとボーヴォワールですo
サルトルが谷崎潤一郎氏を大きな作家、と言って頂けたのに嬉しかったo
勿論贔屓もあるやもしれませぬがo

でも母に
「サルトルとボーヴォワールが好き」
と言ったら変な顔をされましたo

まぁ別にいい事ですが…o

受験勉強中に本が読めなかった反動か、図書館に入り浸りで御座いますo
学校の図書館の本は、興味あるもの全て読んでしまったしねo

あったとしても上巻がなかったりーで、読む気がしなくてo

やっぱ全巻読みたいですよねo

読めるものならo

何か文が長くなってしまった(笑
明日も何か書くか、本について(書くなよ

スッキリするんです〜o


2003年02月27日(木)
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