サッカー観戦日記

2003年09月23日(火) Jユースカップ グループF 京都−広島


Jユースカップ グループF 京都サンガ−サンフレッチェ広島
9月23日(祝)サンガタウン 15時 ピッチ良 曇 並風


京都                広島
−−−−沈−−松田−−− 西山−−−馬屋原−−田村
−−−−−鳥本綱−−−− −−−−−�錨帖檗檗檗檗�
−神田−−村田−−塚原− −−−田坂−−前田和−−
鳥本雄−堀−−岩城−松本 吉村−藤井−−槙野−森脇
−−−−−井上−−−−− −−−−−佐藤−−−−−

広島はU−18代表で高萩・高柳不在。前田俊は負傷している。主将のCB中野はベンチにも入らず1年生槙野がスタメン。馬屋原がポスト役。田村もガッチリした体を利したポストやブロックドリブルあり。3トップの小柄なドリブラー西山は右にも良く現れる。連携も抜群だ。

京都も中心選手の永田が不在で1年生は堀・村田・沈と3人。主力の坂口もベンチで、中盤から前は塚原以外下級生で固めている。

開始から広島が激しいフォアチェックを仕掛けて京都のミスを誘い攻勢に出る。京都は中盤から前の連携が全く合わず、常に数的不利の状況に陥り形を作れない。ロングボールも京都・松田、沈に広島CB藤井、槙野がことごとく競り勝つ。広島は序盤RB松本を狙い打ってパスミスを誘い左からLW西山が突破するシーンが目立つ。10分村田から奪い田村シュート、GK井上しっかりはじき左CK。これを多分馬屋原のヘッドがポスト直撃。11分、RH塚原の右ライン際からのクロスをファーでRB森脇のマークを外し大外に回った沈がヘッドで叩き込みワンチャンスを生かした京都が先制。しかしペース変わらず。20分京都・松本から村田へのボールを�錨弔�カットしすぐ松本の内側に走りこむ左の西山へ、左30度シュートも井上セーブ。21分西山が右に流れシュート、外れる。22分塚原がサイドで広島ボールをカットするが広島も寄せが早くCKへ逃げる。23分、馬屋原がボールをカット、すぐDFの裏に出し西山を走らせるがボールが長くGK井上へ。25分、西山へのボールを松本カットし前にダッシュ、塚原とワンツーで抜けるところを吉村の激しいタックルで空中に吹っ飛ぶ。29分京都・左コーナー付近のFK神田から松田ニアでヘッドも外れる。35分西山GKの上を狙う思い切ったシュート、井上セーブ。さらに左CKから田村もシュート。40分森脇のクロスを神田ブロック、ゴールラインに転がるボールをオフサイドポジションの田村が鳥本雄の前に体を入れてCKにしたつもりだったが、もちろんオフサイド。41分、広島・正面25mFKで京都GK井上が注意していたにもかかわらず壁作りに専念してしまい、井上が左ポストに寄ったスキに西山がソフトタッチで逆サイドを狙う、が外れる。前半1−0で終了。

完全に広島ペース。京都はミスを連発。広島は西山がキレている。馬屋原・田村はプレスで貢献し、田村は体を活かした突破もあったがシュートは打たせてもらえず。馬屋原はポストこそこなしていたものの足でのシュートはなく、空中戦も思うように勝てずイライラが伝わってくるようだった。�錨弔麓�囲が良く見えシンプルプレーとヒールなどの小技を使い分けしっかり捌き、サイドに飛び出すなど好プレーを見せた。守備でもインターセプト多し。田坂も西山のカバー、塚原への対応、自ら前線への上がりと幅広く活躍。前田和之も守備主体で活躍。パスミスもなく、鳥本綱大を守備一辺倒にさせた。1年生CB槙野もミスは少ない。周囲が見えてなく、怒鳴られるシーンも。

京都はRB松本がミス連発。持ち前の声も出ていない。岩城・堀のCBコンビは厳しい守りに追われたが確実に対応しフリーで打たせず出来は良い。ボランチ村田も出来はイマイチ。塚原をボランチに回せば安定すると思うが育成も睨んだ起用か?塚原は守備では目の前の相手をきっちり抑え、吉村の上がりを封じるなど活躍。鳥本綱はボールがもらえず、下がって守備する時間帯が多い。体格を活かし当たり勝つシーンも目立つ。松田は藤井の激しい守備で空中戦に完敗、前を向かせてもらえない。采配しだいでは良くなるはずだが、育成重視で我慢の姿勢なのだろう。

後半も広島ペースで立ち上がる。しかし京都もミスが減り決定的なシュートは撃たせない。西山が左からクロスを上げるもGK井上が余裕で見送りポストの外に当たる。LB吉村がスピードあふれる突破を試みるが、警戒されてあまり効果的ではない。13分京都・村田→1年生大村を中盤左に入れて神田をボランチに回す。攻撃的な交代だろうが中盤の守備が気になるところ。神田は激しいプレーで中盤を締めに掛かる。広島は決定機こそ奪えないもののパス回しがどんどん速くなり、完全にペースを握った18分、フラストレーションの溜まった広島・馬屋原が主審の見ていないところでボールと無関係に京都・岩城に暴行を振るい、ベンチ・京都サポが一斉に反応。主審も副審に確認をとり、退場を宣告した。悪質な退場だけに1試合の出場停止では済まないし、また済まされるべきでもないと思う。一人少なくなった広島だが攻勢は続く。20分�錨帳�田中。21分には田村が田中とのワンツーからシュート、これはDFブロック。24分には30mFKを田坂が狙うがGK正面。26分京都も塚原のクロスに鳥本綱が競り勝って沈に落として前にダッシュ、折り返しを右アウトサイドで決めるがオフサイド。この時間帯には広島がドリブルを多用し思い切ったシュートを次々放つが枠外かGK正面を突くものばかりで京都ゴールを脅かせない。31分京都・大村から中の塚原へ渡りシュート、左に外れる。32分鳥本綱から松田に入れ塚原にラストパスを狙うが広島カットしカウンターから西山シュート、しかし枠外。32分京都・松田→伊藤。直後大村の左クロスに塚原が飛び込んでヘッド、ポストを叩く。広島は森脇をFWに上げて田村、田中と3トップ気味に変更し、3−3−3システムに変更し、力強いドリブル主体の攻撃を繰り返す。京都は数的優位を生かせずロングボールが増える。鳥本綱は前田にほとんど競り勝つがフォローも少ないため広島がボールを拾う。広島は田坂が右、西山が左を意識したポジショニングである。対する京都はボランチ神田や大村がパワー不足で止めきれず、鳥本綱は攻撃意識が強く広島にスペースを与えてしまう。38分大村に対し広島・槙野がおそらく故意のバックチャージ。2枚目の警告で退場となり、ついに広島は9人になってしまう。広島はやむを得ず前田をDFに下げ、藤井を中央に、左吉村という3バック。京都は圧倒的に優位な状況なのだがボールを繋げず、中途半端な形で奪われカウンターを喰らう。そして39分広島右からのカウンターから田村、西山とつなぎ左フリーで待ち受ける森脇へわたる。これを落ち着いて決め、ついに9人の広島が同点に追いつく。さらに攻撃意欲を前面に出した広島がいいカウンターをみせる。43分広島・田村→大屋、西山→佐藤、京都・沈→松村、松本→坂口。ロスタイム4分の間にゴールは生まれず、京都にとっては負けに等しい、また広島にとっては勝ちに等しい引き分けとなった。

京都は再三パスミスを繰り返し、数的優位となっても変わらなかった。ロングボールもサイドチェンジもなく単調でもあった。永田・坂口・塚原・鳥本綱の今年の中盤と比べると来年は苦労するかもしれない。

広島は力の差こそ見せ付けたが、もう少しフェアプレーについて考えたほうがいいと思う。不用意なファウル、というよりむしろ個人的な癇癪の爆発によって二人を失ったように感じた。退場確実な行動をとるのはフットボーラーとしてとても賢明とは言い難い。


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T.K. [MAIL]