2023年10月02日(月) |
専門学校選手権1回戦 宮崎-シティ |
専門学校とは学校教育法上の正規の学校で、組織的な教育を施す1年以上の課程の学校で、高校以上卒業を入学条件とする専門課程を置く専修学校のことである。専門学校を呼称する義務はない。専門課程を置かない資格スクールは専門学校ではない。専門課程を置かずに高等課程を置く専修学校については「高等専修学校」と呼ばれる。近年、専門学校が大学に改組されるケースが目立つ。なお高等専門学校(高専)は学校教育法の一条校で中学卒業に入学資格が与えられる5年制の学校で理系の専門職を育成する入学が難関の学校で、専門学校ではない。
フットボール的にはプロや選手育成を謳う専門学校は多いが、育成機関としてはイマイチ機能していないのが実態である。どちらかというと高校卒業後のモラトリアム期間の選手時代として機能しているのが実態である。専門学校出身で最も成功しているのはルネス甲賀時代にフットサルと出会い、フットサル選手権で2度の全国制覇、11人制でも天皇杯に出ているフットサル代表のレジェンド・藤井健太であろう。
専門学校選手権はこの専門学校の生徒を対象とした大会である。
専門学校選手権1回戦(専門学校総体) 宮崎情報ビジネス医療専門学校-CITY FOOTBALL ACADEMY 10月2日 14時45分 堺S8 人工芝 晴
宮崎情報ビジネス医療専門学校
二二十三 二三十四二四十八 七番六番十二四番
シティフットボールアカデミー 十三十八 十六十七十四七番 九番二五四番三番
宮崎 監督:宮﨑晋輔
4 岩切文汰 1年 170/62 宮崎日大 04/06/21 12 秋鷹渉斗 1年 173/68 日向 04/06/24 6 齋藤航大 1年 173/65 鵬翔 04/08/03 7 柳井佑斗 2年 177/60 宮崎工業 03/05/05 18 田中大悟 2年 170/60 宮崎日大 04/03/22 24 吉本律也 1年 178/70 延岡学園 04/10/13 14 吉田海成 2年 175/60 鵬翔 04/01/04 23 小田光汰 1年 180/65 延岡商業 04/10/20 13 鹿嶋勇斗 1年 173/70 鵬翔 04/12/25 22 坂本龍信 1年 150/52 延岡学園 04/10/12
シティフットボールアカデミー 監督:直井則男
3 4 野澤北斗 1年 173/72 埼玉県立栗橋北彩 04/12/11 25 ドナシメント ケンジ 1年 183/70 岐阜県立加茂定時制 04/02/24 9 柳生凌遠 1年 174/69 清水桜ケ丘 04/06/21 7 佐々木啓人 1年 168/68 細田学園 04/09/24 14 佐藤颯斗 1年 169/68 桐生第一 04/12/22 17 吉原健太郎 1年 173/69 九州産業大学 03/07/29 16 佐藤勇翔 1年 170/70 埼玉県立ふじみ野 04/10/26 18 照屋良介 1年 170/67 KBC未来 04/04/10 13 ヒアン ウィチャイ 1年 172/68 神奈川県立厚木北 04/07/09
宮崎には進路が少なく、実は地元の強豪校の選手が集まっている。対するシティはJFLやJリーグを目指す栃木シティが設置した選手育成を謳う専門学校である。
立ち上がり、白が押して、意外に宮崎のほうが強いのか、と思ったが、実はコートチェンジがあってシティだった。90分ハーフで持つのか?と思ったが、意外に守備強度があり、プレスバックもさぼらない。前半飲水でピッチ移動したが、実は前半の終了間際にシティが先制し、後半戻ってみれば、シティがFWが右から決めて追加点。終了間際に宮崎がクリーンシュートを決めたが、2-1でシティが勝利した。 試合のレベルとしては、高校生の大阪府1部リーグなら上位かな?と思えた。なかなか強度があった。しかしほかのピッチを見る限り、たまたまこの両校が強かっただけで、大会としては強い学校は半分くらいであろう。
出場資格①全国専修学校各種学校総連合会加盟の単一学校の専門課程在学中の学生で構成されたチームであること。 ②公益財団法人日本サッカー協会及び全国専門学校サッカー連盟に加盟・登録を7月末までに完了したチーム及び学生であること。
とあり、シティは栃木県サッカー協会 社会人連盟登録だが、たとえば信州スポーツ医療福祉専門学校は長野県専修学校各種学校体育連盟登録で、つまりおそらく栃木県には専修学校各種学校体育連盟の類がない。今大会出場の他校は必ずその種の連盟に加盟している。で、なおかつシティは全国専門学校サッカー連盟には登録している、ということだろう。
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