サッカー観戦日記

2025年09月19日(金) 全日本ビーチサッカー選手権 香川大学−ベル・エキップ 東京ヴェルディ−アットホームガーデン

JFAはいわゆるサッカー競技だけでなくいくつかの周辺競技も開催している。有名なのがフットサルだが、ビーチサッカーもその一つ。フットサルコートくらいの大きさのビーチで行ない、砂浜だから転がらないのでリフティングで前進し、浮き球のパスで繋ぎ、そしてシュートもボレーで、しかもシュートブロックは基本的にダメなので、空中で派手なアクションとなるスポーツである。この全国大会が明石の大蔵海岸で開催される年は足を運んでいる。地域としては人口の多い首都圏とビーチが多い沖縄のチームが強い。フットサルでは北国が強いのと対照的だ。人工ビーチで練習しているチームも多い。内陸県である長野県のチームが全国に出た時はまさにそうだった。今大会を優勝する東京ヴェルディは立川立飛(立飛とは立川飛行場の略なので、これに立川を重ねる地名はいささか奇妙)の人工砂浜で練習している。
で、その大会初日第1試合に足を運んだ。以前はこの大会もプログラム販売があったが、あまりに売れなかったか、今は販売していない。

駅から手前側のBピッチには香川大学フットサル部が登場する。ビーチサッカー部ではなくフットサル部。もともとフットサルとして全国トップクラスのチームじゃないし、フットサルの地方のチームは純然たるサークル、大学として強化していないのは勿論、体育会ほど熱心に取り組んでいないことが多い。少なくとも全日本大学フットサル選手権にはなかなか出られていない。対するベル・エキップは大会常連。チーム名は素晴らしい仲間という意味。BSはビーチサッカーの意味。岡山県玉野市のチーム。玉野市は要するに宇野の辺り。宇野のチームと高松の大学だから昔は宇高連絡船で結んでいたことになる。

全日本ビーチサッカー選手権1回戦
香川大学フットサル部−ベル・エキップBS
9月19日 10時 明石大蔵海岸ピッチB


香川大学フットサル部 ベル・エキップBS
FP 3 古井駿成 (Cap.) GK 5 八尾悠馬
FP 7 根岸祐弥 FP 6 柳川元
FP 9 沖峻一郎 FP 8 平田真輝 (Cap.)
FP 11 後藤尚吾 FP 10 岡田尚
GK 31 板野利壱 FP 11 橋本義明
控え選手
GK 1 中筋望 FP 2 木下叶貴
FP 2 西山昂希 FP 4 田邉歩向
FP 4 菰田千輝 GK 7 下原悠希
FP 6 石村魁人 FP 14 岡田優吾
FP 13 中村隼人 FP 17 大野友己
FP 14 桂大偉 GK 24 森田晴己
FP 15 山木裕太 FP 83 齋藤英史
監督 石原大暉 監督 逸見隆明

スターター
香川大学
九番
十一七番
三番
三一

ベル・エキップ
十一
六番十番
八番
五番


ベル・エキップが専門チームらしく後方からリフティングで運び、確実に前進するのに対し、香川大学は全く前進できず、一方的に点が入り、結局5−15でベル・エキップが大勝した。3ピリオド制の内、観てなかった第3ピリオドに香川大学が3点決めており、つまりベル・エキップは流していた時間帯だったんじゃないかな?一方的だった。

なおAピッチは優勝候補というか結果的に今大会優勝する東京ヴェルディと、北国で、しかも内陸の千歳市のアットホームガーデン。チーム名はスポンサー企業名っぽいが、何も書いてない。勝負になるわけがなく、それどころかアットホームガーデンがボールを持つのはキックオフ後の1秒だけ。ヴェルディはキーパーがリフティングでハーフラインを越えて運び、次々にゴール。茂怜羅オズなど日本代表が看板通りの活躍を見せ、最終スコア24−0の大勝だった。

全日本ビーチサッカー選手権1回戦
東京ヴェルディBS−アットホームガーデン
9月19日 10時 明石大蔵海岸ピッチA

東京ヴェルディBS アートホームガーデン
GK 1 河合雄介 (Cap.) FP 3 安ヶ平悠斗
FP 7 大場崇晃 FP 7 石坂聖斗 (Cap.)
FP 9 山田貴仁 FP 8 佐藤駿来
FP 10 茂怜羅オズ FP 9 按田錬
FP 11 マテウス・ロペス GK 22 尾形絋平
控え選手
FP 2 沢田峻一朗 FP 4 深山斗真
FP 3 田中颯 FP 5 清野由有真
FP 8 見山龍之介 FP 6 日下勝太
GK 12 柴本慎也 FP 11 下田崇人
FP 14 加藤元気 FP 18 小松史弥
FP 17 上里琢文 FP 77 佐竹優吾
FP 18 大槻陽平
監督 齋藤潤 監督 佐藤盟


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T.K. [MAIL]