ぶつぶつ日記
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2001年09月26日(水) ジレンマ(ミクロとマクロの幸せ)

ここ数日、「署名に参加しました!」というメールや書き込みをもらうたびに、
私は1人ジレンマに陥っている。
実は私はあまり大っぴらに署名活動などに参加できない。
それは身内に特殊地方公務員がいるからで、
当の本人のみならず、家族にも色々な規制があるからだ。
別に「規則一覧表」があるわけではない(あった方がいっそのこと潔い)。
ただ、あれはだめ、これはだめ、ということがその時々に表面化する。

例えば、以前母が共同購入に加入したいと言った時の事。
その共同購入は言わずと知れた「左系」、
だから絶対に加入なんてしたらだめだ!!と
兄が烈火のごとく怒り出した。
もしそんなのに家族が加入しているとわかったら、
自分はくびになる、と。
「ええ〜、たかがこれだけのことで?」と私たちは思った。
思ったが、実際にそれを試してくびになってしまったら、笑えない。
だから試せない。
母は加入をあきらめた。
とにかく、一時が万時、これなのだ。

特にきつく仰せつかっていることが「署名はだめ」。
どこでどうどんな組織とつながってるかわからないから、
とにかく署名は一切するな。
はあ〜・・・。

私はマクロ=世界が平和じゃなかったら、
ミクロ=家庭の幸せは守れないし、壊れていくと思っているが、
しかしその反面、ミクロが幸せでなかったら、
マクロのことなど考えられないとも思う。
実際、パキスタンやアフガニスタン、そしてエジプトなどでも、
明日の生活のことを考えるので手一杯で、
戦争のことなど考えていられない、という声を聞く。

私がのほほ〜んとこんな風にしていられるのも、
バックにいる家族が落ち着いて生活しているおかげだ。
兄には家庭があり、私のうかつな行動で兄に迷惑がかかれば、
私のかわいい姪や甥の生活にも影響が出てしまう。
だからできるだけ迷惑になるようなことはしたくない。

でも、じゃあ所詮私は口ばっかりなんじゃん、
と行動に移せない自分が情けなく思えてしまう。
どうしたもんでしょうか・・・。
答えはまだまだ出ません。


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