ぶつぶつ日記
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2003年04月06日(日) 問われたら

この日記とかを見ると、
私はばりばりの反米で、アメリカなんて大嫌い〜、
全てが嫌い!と思っていると思っている人も多そうだ。
アメリカという国が好きか嫌いか、
と問われたら、はっきりいって
「好きになれない。」と答える。
けれどそれはイコールアメリカ人が嫌いとか、
アメリカの何から何までを否定しているということは
意味していない。

現在、私が受け持っているクラスの1つは、
完全アメリカ人クラスで、
良い人たちであると思っているし、
明るく、健全で普通の人々で、
真面目に家族を大事にして暮らしている。
私は実際、クラスの学生である彼らのことは好きである。
彼らとはイラクのことについて話をしたことはない。
基本的にまだ初級クラスで討論の場など授業にないし、
またクラス授業にはあまり政治的な話は
しない方がいいという鉄則もある。
ただもし、彼らにイラク攻撃の是非を問われ、
どうして反対なのか問われたら、
私はこう答えると思う。

ひとつには一般的なアメリカ人(や日本人)よりも、
私はアラブの人たちのメンタリティーや、
反米感情について知っているし、
その理由も知っているので、
攻撃の成功=民主化とは、楽天的には思えないということ。

ひとつには、例えフセインが死んだとしても、
アメリカがパレスチナ問題に対して、
もう少しパレスチナよりの対応をしない限り、
テロの理由はなくならないし、
また今度のイラク攻撃により、
テロの理由は以前よりも増えた感があること。

そして、そういったテロで犠牲になるのは、
決して政府の高官ではなく、
911に見られるように、ほとんどがその問題とは関係ない、
一般市民=あなたたちのような、であること。
問題を大きくするのはいつも政治家たちだけれど、
そのつけを命で払うのは、
いつでも、どの国でも、
政治とはほとんど関係ない人々だ。
アメリカの高官は、それもまた、
彼ら一般市民の責任だと言えるのだろうか。
悪政をしく指導者を選んだ責任を、
自分たちが払うから、仕方ないんだと言えるんだろうか。

この攻撃で、アメリカは莫大な自国利益を得るだろう。
それは石油であり、新たな武器であり、
とにかくそんなものだ。
でも、アメリカ国民(イギリスや、そして私たちも)は
テロの恐怖と言うそのつけを、
いつまで払いつづけなければいけないんだろう。
それは本当に、自国の利益なんだろうか?
私はそうは思えないし、そんなつけは払いたくない。
そして私の知っている人たちにも、
そんなつけを払いつづけては欲しくないと思う。
いつも、今のように明るい笑顔でのんきに、
授業に出ていて欲しいと、心から願うのだ。


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