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今日はヴァイオリンの学生たちが集まっての試奏会。10時からだったので、9時15分からは練習・ウォームアップをして準備。
演奏は…やはり人前での演奏ということで少し緊張があり、いつもとは違う呼吸でした。当然といえば当然ですが。1楽章ではとくにフレーズの最後でうたいきれていない部分が目立ち、2楽章では不要なところで前にいってしまうありさま。3楽章はピアニストが私を引っ張ってくれていなかったら、どうなっていたか、と思うくらい、かなり前傾姿勢でした。これは全てあとで録音を聴いて思ったこと。演奏中は全くといっていいほど気がついていませんでした。もちろん、いつもと違うな、というのは感じているのですが。左手にも不用な力が入ってしまっていて、またうでが痛くなる始末。
もっと伴奏者を信頼しなければ、そして自分をも。 技術的には克服できているのだから、やはり伴奏者とのコミュニケーションを大切にしなければ。今日は帰宅後、2度ほど、自分でも通したのですが、やはり2度目には多少疲れてきていて、腕にも力がはいらない状態。でもそのほうが、音程も安定するし、弾きやすいということに気がついて、はたと、力を抜けば、できるのだ、と気づくありさま。何もそうキリキリすることはない!しっかりとした音を出したいがあまりに、力がはいってしまう傾向にあるので気をつけなければ。
今朝は寒さで5時半に目覚めてそれからずっと起きていた。夕方の6時には全ての練習をやめた。興奮で疲れを感じてはいなかったけれど、絶対疲れているはずだったので、とにかく横になって、テレビを見たりして音楽から離れるようにした。今日の録音を聴いて少しがっかりしたこともあり、少し気持ちが落ち込み気味だったけれど、まだ間に合う!最後まで諦めないこと。昨日は巨匠のCDなどに合わせて弾き通してしまたけれど、今日からはまたメトロノームを使うようにしよう。そして、伴奏者を信じて、自分を信じて、その瞬間に出てくる私のブラームスを聴いてもらうことにしよう。
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