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2005年02月11日(金) オーケストラ演奏会:ニールセン、エルガー、バルトーク、チャイコフスキー

腕の痛みがなんとなくまだ尾を引いているような状態。
でも演奏会の日が来てしまった。

先生が来てくださるということだったので、私の演奏時の姿勢などに注意をして見て、もし気がついたことがあったら教えてくださいと伝えておいた。

演奏会終了直後、先生が舞台裏に駆けつけてくださって、上体が前かがみになることが多いのでそれだけ気をつけてみればどうですか?というご指摘を頂いた。

「素晴らしかったですよ」と先生はハグしてくれましたが、私としては少し不満の残る演奏でした。バルトークではたくさんソロが与えられていたのですが、第3曲目での音程が不安定になってしまったことはきちんと向かい合わなければならない現実。先生にもその気持ちをお伝えしたのですが、「そんなことないですよ。よかったですよ」というばかり。演奏家としていろいろな経験がおありになる先生だからこそそんな風に温かく受け入れてくださるのでしょう。

先生の奥様も来て下さって、私の腕の調子を本当に心配してくださっています。こちらが申し訳ないと思うくらいに。本当にありがたい。

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今日はあいにく雨がたくさん降っていました。
駐車場に車を止めると、カルテットで一緒のKくんも着いたばかりでした。「なんだか今日が演奏会だなんてちょっと信じられないね」なんて話をしながら一緒に会場へ向かって歩き始めました。「傘、持ってないの?」と聞くと「別にいらないから」と、なんとなく男らしくすたすたと歩いていきます。パーキングストラクチャーの外に出てもしばらく彼は雨を気にせずに少し濡れながら歩いていくので、「一緒に入らない?」と傘を差し出すと、「ありがとう。じゃ、僕が持つよ」といって、傘を持ってくれ、会場まで一緒に行ってくれました。普通のことかもしれないけれど、私はこういうことでなんだかちょっとどきっとしてしまいます。(笑)


けい |MAIL

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