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2005年02月19日(土) |
バレエ公演のリハーサル開始・待たされて…閃いた! |
今日からバレエ公演のリハーサルが始まった。これから3週間休みがなくなる日々。今回は先日の演奏会の演目のひとつ「チャイコフスキーの弦楽のためのセレナード」だけの演奏なのでまだ助かる。
ここのところ、腕の調子も以前に比べると大分落ち着いてきたこともあって、毎晩つかっていたアイスをここ2日くらは省いてしまっていた。すると、今日は腕の調子があまりよくない。リハーサルの直前などは、少し辛いほどだった。
でもなんだろう、やはり集中力というか、好きなことをしているからか、演奏中には痛みを忘れていった。(そのせいで弾きすぎることも多々あるのだけれど)
夫がリハーサルの終わる5時過ぎには会場に迎えに来てくれるという約束だったのだけれど、やはり現れない。なので、約束をした通りに近くのコーヒーショップへ。チーズケーキとコーヒーを求めて席につき「夫を待つなんてなんだかデートみたい」と内心微笑んでいた。
本を読みながら、リハーサルの後、ゆっくりとこのようにくつろぐ時間を持つのもたまにはいいな、と待つこと1時間。まだ姿を見せない夫に少々不愉快な気持ちを抱き始めた。溜息。仕方がないので、手元にあったバッハの無伴奏の楽譜を眺め、なんとなく先生との会話を思いだしながらボーイングについて考えてみる。
するとふとひらめいた。「基本はマニュスクリプト。でも、大きなアライバルポイントにはきちんとダウンでたどり着くように整理できないものだろうか…?」「頭から2つ目3つ目くらいまではつじつまよく運ぶ。でも、ここは…」と考えているところにようやく夫が現れた。
「遅い!10分待ってこなかったらこのコーヒーショップにいるって言っておいて本当に良かった。これだけ外で待たされたら、本当におかしくなっちゃう!」謝る夫。もちろん夫だって遊んでいるわけではないのはわかっていたので、コンプレインもここまで。
「こんなに遅れるのだったらペナルティーにこのコーヒーショップの前の素敵なイタリアンレストランでご馳走してもらおうと思ったけど…、その格好じゃ無理ね。(笑)」夫は作業で汚れた手、マスクをかぶっていて乱れた頭も整えずにここまで飛んできてくれていた。結局、お手ごろな日本食レストランでテイクアウトしたものを自宅で頂くことに。
今夜はもちろん腕にアイスも忘れずに。
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