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今日は朝から本当に気持ちが落ち込んでしまっていました。なんともいいようのない不安感が私包んでいました。朝から涙して、でも、リハーサルまでには気持ちが落ち着くかもしれない、と泣きながら車を走らせ学校へ。10時ころには到着し、ウォームアップをしてから11時にピアニストに会うはずだったけれど、結局リハーサルの直前まで車のなかで泣いていました。
ピアニストは今日のリハーサルはキャンセルしてもいいよ、と言ってくれましたが、途中涙しながらも、なんとかリハーサルを終えました。リハーサルの最後に日曜日に彼の先生とのコーチングに来て欲しいといわれると、またしても私の気持ちはとても不安定になりました。
日曜日は私にとって唯一の休日。だらだらしてもいいし、練習をしてもいいし、外出していいし、誰にも会わずにいてもいい。先週もセクショナルで日曜日がなくなっってしまった(たった2,3時間のことだけれど、今の私にとっては一大事)のに、今度はあなたに私の休日を奪われようとしている。大袈裟だけれど、本当にそんな気持ちになり、本当にとても辛くなってしまいました。
考えさせて欲しいとだけ言って、リハーサルを去り、過呼吸のような状態になりながら、今日のオーケストラのリハーサルは休ませてもらおうかと指揮者の先生を探しに行く途中で通りかかった私の先生のオフィスのドアが開き、先生が出てきました。「どうしたんですか?さあ、入って」
そのまま泣き崩れてしまいました。日曜日のいリハーサルの件は話しませんでしたが、今朝抱いていた、自分の演奏に対する漠然とした不安のようなものを打ち明けました。「大丈夫ですよ。あなたは何があっても弾き続けますから。ただね、今のあなたには時間が必要なんですよ」話している間に少し気持ちが落ち着き、今度は指揮者の先生のオフィスへ。
「今日のリハーサルなのですが、できたら行こうと思いますが…、行きたいのですが…、行けないかもしれないので…」とまた過呼吸のような状態になり泣き崩れてしまいました。「少し一緒に歩きましょうか」先生のオフィスで少し座らせてもらい、落ち着いたところで散歩にでました。
「たまにはね、休まないといけないんですよ。たまにはね野菜のようになって何もしない日をつくるんです。次の日に動けるようにね」
その後、結局オーケストラのリハーサルにも出席し、とりあえず一日を終えました。(5/1/2005)
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