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2005年07月07日(木) |
腕の痛みの根源はもしかしたらここに |
大学院が休みに入りましたが、夏の恒例、2週間に1度のレッスンはもうすでに2度ありました。2週間に1度だと、今の課題の状態ではとても余裕があり、きちんと腕を休めることができます。先日も演奏の仕事の後、2日間はほとんど楽器に触らずにいました。でも、そうすることによりわかることもあるようです。
手首に力が入ってしまう。私の問題はどうもここから来ているような気がしてきました。手首の内側(身体側)の筋肉が内へ内へと入り込んでしまうような感覚を覚えていましたし、数ヶ月前に、プロのオーケストラで弾いていらっしゃる日本人の先生にも手首がかたい、と言われました。もちろん、そのときにはそういう意識があまりなかったのですが、日がたつにつれて、それを実感できるようになり、きちんと休んだ後には身体の感覚も敏感になるのか、そういうことがより明らかになるように思います。
そして、今日は練習中に
Basics:300 exercises and practice routines by S. Fischer
という本を参考に、ヴィブラート、音の均一性、そして、親指を緩めることなどを考えながら数種のエクササイズを試みてみました。
すると、私は親指の根元の関節がdouble-jointedなので、手首に近いもうひとつの親指の間接が内側に入りやすく、そのために自然と不要な力が入ってしまっているのでは、という気づきがあったのです。
確かに手首に近いところの親指の付け根の間接周辺をマッサージすると手首に感じていた痛みも消えていくような…
この痛みさえなくなれば、私の音楽生活はよりよいものになるはず。これまでも、アレクサンダーに始まり、スポーツマッサージ、また経験者の話を伺うなど、いろいろな方面からそれに対処してきました。でも、その痛みの根源は今自分で見つけられたのかもしれません。今後、どうか良い方向に進みますように。
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