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2005年10月21日(金) クラス:ベートーベン、バッハ、 リハーサル:カルミナブラーナ

今日は11時からピアニストとリハーサル。1時からのクラスでバッハの無伴奏とベートーベンのソナタを演奏。バッハのGraveは問題ないようですが、やはりFugueは難しい。音楽的な表現はうまくいっていたようですが、音程などはあまりよくなかったようです。ベートーベンのソナタは慣れてきているせいか少し前にいってしまうようなのでその点に注意するように、ということでしたので、とりあえずはよしとすることにしましょう。

夜はCarmina Buranaのリハーサル1日目。音楽自体はそれほど難しいものではないのですが、コーラスの専門の指揮はオーケストラのそれとはかなり違うものがあり、なんだかとてもやりにくい感じがしました。これはどうも私だけが感じていることではなく、コンサートマスターの方も「ここはもう少しはっきりとビートがほしい」などのようなことを指揮者におっしゃっていたようでした。

リハーサルが終わったのは夜の10時すぎ。合唱のかたがたも加えるとかなりの大人数が会場に集結していたので、車もスムーズにだせません。たまたまコンサートマスターの方と車を止めたところが近かったので、ほかの車がはけるまで少しお話をすることができました。

ここ最近、腕が痛くなってきているので、そのことを相談すると、「自分のリミットを知って、頭でも練習しなさい」というアドバイスをいただきました。「私がサンフランシスコで弾いていたときにはセクションの半分が問題を抱えていてね。腱鞘炎だとかなんだとか、みんな大変なんだ。でもばかばかしいよね」

オーディションのことをお話すると周囲のみなさんはリサイタルの出来を落としてでも行け!という感じでしたが、このコンサートマスターの方だけは
「その一週間後にリサイタルがあるの…?う〜ん」と遠くをみつめ、私はどこか(今回受けなくてもいいかも)という聞こえない言葉をいただいたような気がしました。話の流れでとりあえずオーディション準備のためのレッスンを来週の木曜日にお願いすることになりましたが…

明日は朝からカルミナブラーナのリハーサル。もうへとへとなのですが…


けい |MAIL

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