天使のながばなし
maki

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■ 心をあたためるもの

梅雨入りを前に身体が重い。
湿気が押し寄せてきてるのが分かる。
久しぶりにゆっくりした一週間だった。
ダラッとしたとも言えるけど。


一時期私を苦しめていたものが、
今は私の心をあたためる。
人が大切にしているものの話をしている時、
とても優しい空気が流れる。
愛おしくて、両の手の平を丸めて大事に包んでいるみたい。
また、空を自由に飛び回る尾の長い綺麗な鳥を、
いつまでも見ているみたい。

うっすらした切なさはなんだろう。
懐かしい感覚に似ている。
嫌な感じじゃないんだけど。

何に動かされたのか今ならよく分かる。
正しかろうが正しくなかろうが、
人を踏みつけて押し通すことがいいわけない。理屈抜きに。
でもそこを通って、そこじゃないところに来れたわけだから、
大きく見れば動かされてきたものは同じなんだ。

あなたの大切なものも、あなたの大切なものも、
きちんと感じられてよかった。
だから私の大切なものもちゃんと感じる。

あなたの大切なものは私の大切なものです。
私の大切なものもあなたの大切なものです。
いつも心をあたため続けてくれるものです。



2005年06月10日(金)
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