天使のながばなし
maki



 愛する人が死んじゃうことって

たくさん書いたのに消えてしまった。
あの文章じゃいけなかったのかな。

血縁関係以外で、愛する人が死んじゃうって、
想像もつかない。

ドリカム。
中学高校と好きで、カラオケでもよく歌ったなぁ。
昔は好きだったけど、今はあまり好きじゃない。
なんだか美和ちゃんは頑張りすぎてる?・・なんか違う。
うまくいえないけど、ナチュラルじゃない感じがして、
見ていて痛かったからかな。
200%で生きてるような、その分どこかで調整しないといけないような。
勝手な印象で申し訳ないのだけど。

私自身がしょっちゅう100%越えをして、
体も心も無理しちゃう性分だからかもしれない。

マイミクちゃんの日記で、
吉田美和ちゃんのダンナさまが亡くなったと知った。
その後もいくつか目にする記事を読むたびに、つらくなる。

いつの日か、
私は愛する人が死んじゃった時のことを考えたことがある。
もしもその人が重病で入院してたら病院へ行くことも、
突然の事故で駆けつけることも出来ない、
老衰で家で静かに息を引き取る瞬間に手を握ることも、
お葬式に出席することも、何も出来ない。
そうゆう人だった。

だから想像することがとても辛くて悲しくて。
でも考えずにはいられなくて。
この先、ずっと先、いつかはわからないその先、
私は1人きりで心で話しかけて静かに祈ろうと決めていた。

母が亡くなったとき、
火葬されて骨になったのを見て、
「あぁ、本当に、肉体はただの肉体とゆう乗り物なんだ」
と思った。
その骨に、母が確実にいないのが分かった。

でもどんなにスピリチュアルな話を理解していても、
悲しいものは悲しい。
その感情はどうにもならない。
人間なんだから。

私はそんな時、生きていられるのだろうか。
果たして歌えるのだろうか。

うん。
時間はかかっても、きっと歌うんだろう。
歌う人なら分かるよね。
吉田美和ちゃんの悲しみの深さは想像がつかないけど、
吉田美和ちゃんもいつの日かきっとまた歌うんだろうね。


2007年10月01日(月)
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