だめだ、どんなんに宗教に利用されいようが。この歌だけは否定できない。現在のお名前は知りませんが、久保田早紀さんの「異邦人」、これだけは、どうしても忘れられない。現在はキリスト教の活動をしておられるようですが、この歌だけは、いかなる宗教とも関係ないと言ってもらいたい。言い方を変えれば、いかなる宗教にも当てはまることだと。 これほど魂を揺さぶる歌は、そうないと思う。
怒られるのを覚悟で、あえて転載。
『子供たちが 空に向かい両手をひろげ 鳥や雲や夢までもつかもうとしている その姿は きのうまでの 何も知らない 私 あなたに この指が届くと信じていた
空と大地が ふれあう彼方(かなた) 過去からの旅人を呼んでる道 あなたにとって 私ただの通りすがり ちょっと ふり向いてみただけの 異邦人
市場へ行く 人の波に身体(からだ)を預け 石だたみの 街角をゆらゆらと さまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに過ぎてゆく 白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみを 持て余す 異邦人』
いつでも『異邦人』を聞きながら旅に出ていた。この歌以上に旅情をそそる歌はない。多分、次も『異邦人』を聞きながら旅に出ると思う。 何が問題なのかというと、「パワー・フォー・リビング」って団体を肯定するような内容になっているのではないかななぁと。もし、そう感じられたとしても、ご安心を。あの程度では私は騙されませんです。そこまで単純なオバカさんではないですいかから。 私は、いかなる宗教団体や人権団体にも属していません。少なくとも、『異邦人』という歌に関しては、私個人の好みの歌であり、私個人のテーマです。 正直、わけのわからん宗教に利用してほしくないです、『異邦人』という歌を。
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