木洩れ日
零れ落ちる光を拾い集めて

2005年05月31日(火) 初節句

やわらかき命のおもみ初節句

小さき像新居に置きて聖五月

清和かなまろうど踊る安来節







実家に 2005,5,1

実家に移動です。東名高速道路は空いていました。
独り暮らしの実家母は、お気に入りの孫達の訪問
を喜びます。

娘らが母の話し相手になってくれている間に、草取り。
芝生に草がいっぱい出ていますし、鈴蘭は少なくなって
しまいました。花が咲いて枯れた笹が復活してきていま
す。時々シルバーさんに頼んでいる庭ですが、父のいた
頃のようにはいきません。


義母見舞う 2005,5,2

ホームにいる義母見舞う。
「ひ孫さん?可愛いわねぇ」とホームの皆さんが
赤ちゃんの訪問にニコニコ。義母も喜んでくれま
した。

その後、小さな遊園地に寄りました。車で移動中は
いおたんはお寝んねです。疲れたでしょう・・。
昔、子供たちをつれて実家に来たときは、父と母が
駅まで迎えに来てくれて一緒にここに寄りました。
あの頃は、熊、象、ライオン、キリンなどもいたの
ですが、今はいません。湧き水で満ちた池も干上がり、
遊具に乗っている子供もちらほらいるだけです。

夜はバーベキューです。これは伊織ちゃんには向きま
せんでした。大人は楽しみましたが。


箱根にて 2005,5,3

実家母と別れ、箱根ペット可のペンションへ。
ここは、リュウのために息子夫婦が探してくれました。
父の日と母の日のプレゼントだそうです。

島根からもいらっしゃって、またにぎやかになりました。
あまり躾のよくない愛犬リュウが心配でしたが、なんとか
無事でした。小さな露天風呂も二つありましたし、お部屋
も素敵でした。


中華料理 2005,5,4

息子と松江ご両親は鎌倉を廻り、他は帰宅し休んだ後、
中華街に行き聘珍樓で合流会食。広東料理を楽しんで
しまいました・・。いおたんは落ち着いて離乳食を食
べました。

安来節 2005,5,5

松江ご両親の大きな荷物の中味は、安来節道具一式で
ありました!家で踊ってくださいました。本場の安来節
を観たのは初めてで、感激。とてもお上手なのです。 
そうして、皆さん昼過ぎに発ちました。
楽しい思い出と、伊織ちゃんの可愛い笑顔とつるつる
ほっぺの感触を心に残して。


母の日で 2005,5,9

娘より美味しい物届く。
彼女のブログには最近こんな本の紹介があったが。

 地味めしダイエットの鉄則は、以下に挙げられるもの。
 �,�菓子、スナック類は、絶対に買わない
 ��大好きな ものは「お外」で!
 ��チョコレートを買うのは年に一回
 �た紊肋鏖垢離潺優薀襯Ε�ーターを
 �ゴ魅魁璽辧次▲献紂 璽肯爐楼�まない
 �Δい燭世�もののお菓子はちょっとだけ味見
 �У軻�、バター、チーズ、卵は常備しない
        横森理香著「地味めしダイエット」より
むむむ・・
一人で全部食べてだいじょうぶかな〜と思いつパクパク(^^♪


宝生月並能 2005,5,10

5月8日開演午後1時 会場宝生能楽堂

能「養老」(ようろう)

 風も静かに楢の葉の 鳴らさぬ枝ぞのどけき〜

美濃国で霊水が湧き出るという瑞報を確かめるために
雄略天皇の勅使(ワキ・工藤和哉)と供(ワキヅレ)が
派遣された。老翁(シテ・登坂武雄)と若者(ツレ・
小林晋也)に会って、霊泉の滝壺に案内された。滝の水
を息子が汲んで父親に飲ませると、心気も爽やかに老い
を忘れるほどの養いになる効顕が現れたので「養老の滝」
と名付けたことを教えられます。

 老をだに養はゞ まして盛の人の身に 
   薬とならばいつまでも 御寿命も尽きまじき
     泉ぞめでたかりける

中入り 間狂言(高野和憲)養老の滝のいわれを語る。

山神(後シテ)が現れ、天下泰平、君の長寿を祝い、
神舞を奏して終わります。

 水滔々として 波悠々たり
  治まる御代の 君は船 君は船 臣は水 
   水よく船を浮べて 臣よく君をあふぐ御代とて
    幾久しさも尽せじや尽せじ  (略)   
 万歳の道に帰りなん 万歳の道に帰りなん

大鼓・内田輝幸 小鼓・幸信吾 太鼓・助川治 笛・藤田次郎
地謡・佐野萌  

 お囃子がとても好き。シテの声がか細い。

能「三山」(みつやま)

 法の心も三つの名の 大和路いざや尋ねん

融通念佛をひろめるために、京をでて大和の国に入った、
良忍聖(りょうにんひじり・ワキ・宝生閑)は、大和三山
を眺め、この名所のことを人に尋ねようと待ちます。

女(シテ・三川泉)が現れます。三山のいわれをたずねる
と、女は桂子と桜子の話をし、桂子入水のいたましい話を
して自分が桂子だと名乗り、自分の名を名帳に入れてほしい
と頼んで姿を消します。

 まづ南に見えたるは香山 西に見えたるは畝傍山
  此耳無までは三つの山 一男二女の山ともいへり・・

  男うつろふ花心 かの桜子に靡(なび)き移りて
    耳無の里へは来ざりけり 

後半は、聖が桂子の霊を弔っていると、桂子の亡霊(後シテ)
と桜子の亡霊(ツレ)が現れ、橘公成という男をめぐって争
い、後妻打(うわなりうち)をします。桜子は桜の枝を、桂子
は桂の枝をもって打ち合い争い、苦悩する様を花々しく再現し、
やがて恨みも晴れて夜明けと共に消えて行きます。

 あらよそめを松風春風も 吹き寄せて 吹き寄せて
  雪と散れ桜子 雲となれ桜子 花は根に帰れ
   われも人知れず妬さも妬し後妻を
    打ち散らし打ち散らす     (略)

 花の春一時の 恨を晴れて速に 
  有明桜光そふ 月の桂子もろともに
   西に生るゝ一声の 御法を受くるなり
    あと弔いてたび給へ

大鼓・安福建雄 小鼓・鵜澤速雄 笛・寺井義明
地謡・近藤乾之助

 枝を持っての打ち合いも優美。
 シテが橋掛かりで謡うと、舞台に気が集中。
 シテのお顔が小さく、童女のような姿。


能「土蜘」(つちぐも)

後見が一畳台を舞台脇座に置き、太刀持を従えた源頼光
(ツレ・大友順)が登場し、座着。後見が脇に床机を起き、
縫箔を頼光の肩にかけ、頼光が病室に伏せていること現す。

  浮き立つ雲の行くへをや 風の心にまかすらん

頼光の侍女小蝶(ツレ・田崎甫)登場。典薬頭(てんやく
のかみ)からの薬を持って見舞い、励まして帰る。

 月清き 夜半とも見えず雲霧の
  かゝれば曇る 心かな

入れ違いに幕が上がり、土蜘の精(シテ・三川淳雄)が僧体
で登場。橋掛かりで頼光に呼びかけ、古い歌を読み上げなが
ら頼光に近づくと蜘蛛の糸をパッと投げました。頼光が膝丸
という銘刀で斬りつけると、坊主は病床にとび上がりざま、
白い糸を投げて消えて行きます。

寝室の物音を聞きつけて来たけらいの独武者(ワキ・高井松男)
に、今の出来事を話すと、独武者は辺りに点々と続いていた血
の跡をたどり、徒者を連れて館を出ました。  (前半)

 蜘蛛(ちちう)の精霊千条(ちすじ)の糸を繰りためて
  投げかけ 投げかけ 白糸の
   手足にまとわり五体をつゞめて 仆れ臥してぞ見えたりける(略)
 剣の光に 少し恐るゝ気色を便りに
  切り伏せ 切り伏せ 土蜘の
   首うち落し悦び勇みて 都へとてこそ 帰りけれ

頼光が退場すると、後見が一畳台を舞台中央に移動させる。
塚の作り物を運び、台の上に乗せ、独武者一行が取り囲み、
蔽い布をとると、土蜘(後シテ)が現れ、激しく争います。
首尾よく退治して、独武者が凱歌をあげて終わります。

大鼓・安福光雄 小鼓・大倉源次郎 太鼓・大江照夫
笛・内潟慶三 地謡・今井泰男

 蜘の糸は全部で6回。放射状に広がる千条の糸が花火の
 ように広がって、とてもきれいでした。
 解り易い演目ですし、習ったばかりなので、楽しかったです。


母と妹と 2005,5,21

娘の新居に遊びに行きました。

母と妹は始めての訪問です。ほぼ中間点にあり
ますので、駅で待ち合わせ、迎えに来てくれた
娘と家まで歩きました。母もゆっくりと、公園の
道を歩きました。

見晴らしは良いし・・海が見えます・・、きれい
ですし、物をあまり置いていないのですっきり
だし、「いいわね〜」と。
中でも、青山の家具屋さんでそろえた、一脚づつ
違う椅子とテーブルが、とても立派で座り心地が
良いです。お風呂も広々として、羨ましい。

手作りのパンといろいろサラダなどなど、主婦と
して、おもてなしの腕も上がっているじゃない〜
いつの間にか〜と。ゆっくり楽しんで、帰りました。

母と妹は、お祝いのほかにプレゼントを持って行きました。
連弾のための楽譜や、ガラスの小さな漬物容器、山椒の
佃煮。私は昨晩作ったロールキャベツ。皆好評でした。

母は、大正11年生まれ。御年83歳。
きっちりと一人暮らしをしています。偉いと思います。
私のホームページを見たいと言い出したので、ちょっと
困りました。M母と会っていることや、能だの謡曲など、
内緒事が多くて・・おっとと・・・でした〜 ^^;



蝋燭能 2005,5,26

蝋燭の灯りによる
 狂言語 「那須語」 野村又三郎(和泉流)
 能   「善知鳥」 寺井 良雄(宝生流) 
 
国立能楽堂 5月26日 午後6時半開演 

娘と一緒に行きました。久しぶりですねえ〜
ブログのことや本の話など、いろいろ話せて楽しかった。
千駄ヶ谷駅近くのコーヒーショップにて、軽食をとり、早めに入る。

木材が多く使われた、とても落ち着いた雰囲気です。苔と若葉の美し
い中庭でたり、展示室を見たりしました。
大阪の能楽愛好家生田家の鼓のコレクションが展示されていました。
ずらっと並べられた小鼓筒には、様々な模様。ほんとうに素敵です。

正面の前のほうの席でした。那須語という、珍しい狂言と、善知鳥。
するすると闇に漂うようなシテの動きです。この世に思いを残して
死んだ人が夢の間に来て訴える、その透明な夢の間に引き込まれた
ような心地です。

娘は「動きが怖い」と言っていました。蝋燭の灯りが、いっそう
この世とあの世の境のような雰囲気にさせるのでしょう


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