2004年02月18日(水) |
突然ホアン・アトキンスが聴きたくなる、そんな夜もあるさ。 |
はやしくんは最近めっきりデトロイト・テクノ漬けだ。 ターンテーブルを手に入れて以来、毎日渋谷のレコ屋に買い物に走り、その成果を報告してくれる。もうオイラもついてゆけない。 一方オイラはレコードなんぞさっぱり買わなくなって久しい。!!!(chk,chk,chk)の12インチ以来だから…(思考停止)
まさゆきさんの最近の口癖は、「その頃は、もう俺居ませんけど」。 例:ま「そういえば(日本の)AIRがDVD出しますよ」 オイラ「いいですね。いくらぐらいですか?」 ま「税込みでヨンパチくらい…、ちょい高め。4月ごろですね」 オ「いいんじゃないですか。そこそこ売れそうだし」 ま「まあ、その頃俺もう居ませんけど」
みんな辞めてゆくのさ。組織ズタボロなのさ♪
JOHN SQUIRE/TIME CHANGES EVERYTHING 8TRACK LIVE epと、 rays:THE LAST DANCE SHINJIKU LIQUIDROOM 94-03 を買う。地方出身者(といっても、まだ東京に根づいた意識はない。長期滞在の旅行者気分)にとっての新宿リキッドルームというのは、まさに光り輝く殿堂だった。ジャケ内のミラーボウル写真さながらの、まばゆいあこがれであった。 この年齢にしてはじめて入り口で身分証の提示を求められ、不携帯のオイラはひどく泡食ってこともあろうか自分の生年月日をトチ忘れるという失態をさらしたのはここだった(確かHOUSE OF LIQUIDかなにかの深夜イヴェント。言い訳をさせてもらえば地元では深夜でも身分証の提示はなかった)。 ロック野郎でもハウスのイヴェントで大騒ぎできる敷居の低さ。自由な気風。 7〜8階ぶんものボロ階段の壁にビッチリと落書き。階段を昇り切った後の、入り口ドア上に描かれたサニーデイ・サーヴィスの三人のイラスト。「ようこそ!」 それを見るたび、ロックンロール!と心に叫んでライヴやイヴェントに臨んだものだった。 昼の日常のすべてとひきかえにしてもよい、とまで思われる甘い記憶の数々。それを称して夢という。
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