・・・ じんない
2005年03月08日(火)


仕事のスケジュールを間違えていた。
明日あさっては1人でのんびり、と思っていたら、本社内でも審査があった・・・。
ISO14001という環境マネジメントシステム認証というのがあって、これを取得すると(主に工場を持っているような製品メーカーなんかが多く取る。面倒なので説明ははしょる)、審査機関によっても違うが、きちんと規格(国際ルールみたいなもん・・・ちょっと違うが)通りにやっているかを半年毎〜3年毎に審査する。
今日は審査員がつっこむつっこむ。
うちは事務局なのでサイト(部署)毎の審査に同席し、サイトの環境責任者が困ったり、事務局から説明するのが適当と思われる時に、審査員に回答を提示する。
しかし演説好きのうちの室長は審査員が「わかりました」と言ってもまだしゃべる、審査員が次の項目に行きたがってもまだしゃべる、審査員が途中で話したがっても無視してしゃべるという体たらく。なんたって、自分の会社の社長が会話しに来ても話をさせない人だからな・・・(この時は社長が去ってもまだ1人でしゃべっていた)。
このうるさい人は明日から、審査員とコンサルタントと一緒に東北めぐりだ。
行ってらっしゃい、さようなら。

しかし、この規格を運用するのはとっても面倒くさいので、サイトの担当者はイヤがっている。本社でも最近担当が代わった部署でさっぱり事務局の言うことを聞かないヤツがいて、事務局の姿勢(というか室長の姿勢)としては「審査では手助けしない」だった。「痛い目を見ればいい」とまで言っていた。案の定、今日ボロクソだった(見せろと言われた資料を提出できず×3)。なのに終了後「どうしてわかる人間を同席させなかったんだ、彼じゃわからないだろう、かわいそうだ」と室長は同情を禁じえないご様子を見せ、私にも同意を求めたものだから、私からにっこりと心のケーベツの眼差しを向けられたのだった。
審査では書類審査と現場審査がある。現場審査ではサイト(社内の各部署)に審査員が出向いて、フロア内の様子を見たり、従業員におもむろに「環境方針について説明して下さい」なんて聞いたりする。だものだから、現場審査を予定されている部署では人がいなくなる(笑)。ひどいと部長や課長がその日休んでしまう。
そんなことがまかり通るうちの会社では、痛い目見させるためにそやつの上司と打ち合わせて、審査の時に用事を作って抜けさせる、なんてことも平気でやる。やられてしまったのが資料を出せなかった例のヤツだ。本来、環境実行責任者の上司が最後まで同席して、主にその上司が回答するはずだったのだ。


まあ、そんなわけで、この間切った指の傷がようやく癒えた。
かろうじて繋がっていた皮をフタ代わりにしていたが、それが取れて、下にはピンク色の皮膚が♪まだ薄いらしく、フロに入ったりすると痛い。


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