・・・ じんない
2005年06月11日(土) どきどきした日


耳鼻科に行った。

病院は初診時にはどこでも問診票を書かされる。住所、氏名に始まり、どこがいつから具合悪いかとか過去の病歴とか、アレルギーの有無とかだ。
問診票に現在の状態を書き、看護婦がさらに患者に聞き取りをする。
私は、問診票に書いたことは自分の中で「もう説明した」扱いとなり、訊かれない限りいちいち看護婦にも医者にも同じことは言わないことが多い。看護婦は問診票を読んだ上で補足を書き込んでるのだと自分は思うわけだし、医者はその問診票を全部読んで状況をさらに訊くなり対応するもんじゃないのか、と常々思っている。
しかし、たいていの医者は問診票の、患者が書いたとこは読まない、何故か。
読んでねーだろ、という経験が多々ある。
そんなわけで看護婦問診の時に看護婦が「耳鳴りがひどい」とだけ問診票に改めて書いたものだから、「耳が痛かった」とか「両耳がボワボワしていた」とかいう部分は気が付けば見事にスルーされて「耳鳴りがひどい」だけが問題となり、しょっぱなから医者に「耳鳴りは治りません」とイキナリ言われた。
そんなことはわかっているのだ。症状が3点セットなのが心配だから医者に行ったのだ。
まあ、痛みもぼわぼわもよくはなっていたから、私もあえてまた説明するということをしなかったけれど。
難聴気味なことは把握したらしく、ついでのように「一応」と聴力検査を受ける。検査してくれた看護婦が席を離れて「もう一つの検査しなくていいんですか?」と医者に訊いている。・・・結果がよろしくなかったもよう。「しなくていいよ」と医者の返事。まあ、どうしようもないしね。
結果をもらう。・・・なんともなかった右耳も聴力落ちてるがな・・・。日常生活に必要な音は全部聞こえているので問題ないっちゃ問題ないけど。

ビタミン剤を出されておしまい。
なんだかよくわからないが、検査後、鼻に理科の実験器具のようなガラス製品をくっつけられスチームを当てられる。
まあ、鼻と耳は繋がってるしな、難聴気味がわかったときは、耳から酸素入れたしな、と思って黙って器具を持ち、終了後に「これ、何ですか?」と看護婦に訊いてみたら「鼻の薬です」との返答。
・・・耳を診てもらいに来て、なぜ鼻の薬?鼻の何の薬?
と思ったが、もう、どうでもいいっすよ。



さて、洗濯機を台所に置いてある。洗濯するときには給水元と排水先を風呂場にする。
買い物をして帰ると、調度隣の部屋にNHKが来ていた。不機嫌になる私。
見ていないチャンネルの受信料を払うのに、愉快にはなれない。
来るなよ、来るなよ、と願いながら洗濯の準備をしていたら、やっぱり私の部屋にもやって来た。
財布に5000円しか入ってないのに2千いくら徴収される。ますます不機嫌に。
ムカムカしながら洗濯開始。
何かをしに台所へ行くと足元でぴちゃっと。水溜りが出現していた。
ええ?どっから!?と慌てて風呂場に行って給水を止め、なんで?なんで?とよく見たら排水ホースの先が風呂場じゃなくて台所の床の上にあった。台所に排水中。
げええっ!急いでホースを風呂場へ移動。
NHKが来たとき、私は洗濯機の脇に掛けていた排水ホースを手に持ったところだった。ピンポンと鳴ったのでそれをそのまま下に置いて玄関へ行ったのだ。
そしてそのまま洗濯を始めた・・・。
ぎょえ〜っとパニック状態で水を玄関へ掃き出す。
水漏れで下の部屋へは一度大迷惑をかけているので、緊張度MAX。
黙々と超スピードでふき取り作業。
前回の時(風呂に水を溜めていて溢れ出し、排水口が詰まり気味で風呂場から台所に漏れた)は下の住人から連絡を受けた大家がやって来るまで気づかず、台所が水没していた。
今回はちょっと水溜り、って感じで、なんとなく階下へまで漏れることはなさそうだったけれど、万が一2度やったらもうアカンでしょう、と作業後下のお部屋へ直行。しかし留守。そのまま大家さんちへ。
住人の方は今日はお仕事で夜にならないと戻らないとのこと。大家さんは足の具合が悪いので階段を昇れない。
下の方が戻ったら、電話で状況を連絡してもらうことに。
で、夜。大家さんに連絡してみると、下のお部屋は何ともなかったらしい。
念のために下へ再訪問する。大丈夫です、とのこと。


一安心・・・。


おいらのような粗忽者は、粗相をしても大丈夫な造りのところへ住むべきかも知れない。
迷惑かけなかったと判明するまで、お腹が痛くなるやら気持ちが悪くなるやら。

ふ〜。
お腹が空いたのでラーメンでも食おう。


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