□■スペア■□
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2002年06月10日(月) |
-錯覚- 私のものじゃなかった。 |
知り合いの紹介でコンパニオンのお仕事を。 彼には言ってなかった。 仕事終わって着信見ると、彼から3回。 1時間前。 今日からジムに行くって言ってたね。 電話してみた。 『何してんの! 何で、出られなかったの!』 怒ってる・・・。 「色々あって・・」 『何してたの!』 「ちょっと・・・バイト・・・」 『何の!』 「コンパニオン・・・」 『コンパニオン!?何で!』 「知り合いの人が、人が足りないからって・・・ 私なら、女子大生でも通るからって・・おだてに乗って(^_^;)」 『何で、そんなバイトするの!』 「だって・・・最近PCとか車とか予想外の出費多くて・・・」 『だから、PCの時、お金あるのって聞いたのに。。 俺を誰だと思ってんの!』 「やだもん・・・そんなの・・・」
『Kちゃんは?』 「母のとこ」 『もう!今どこ?』 「駅の裏」 降り出した雨。。 遠くの駐車場に停めたんだ。 ひどくなってきた。。 『もう・・・早く言いなよ、さっきまで俺その辺に居たのに!もう家に着いたよ』 「そっか、ごめん。もう切る。 コンビニかどっかで傘買って行くよ」 『そこから駐車場までどのくらいあるの!』 「わかんない・・・」 『・・・ちょっと切るよ!』
家に帰ったかな。。 ちょっと待ってみたけど、かかって来ない。どうしよう・・・。 あなたがあんな切り方で終わるわけないし。 かけてみた。 『今そっちに向かってるから、そこで待ってな 携帯バッテリー切れそうだから、切るよ』 「いいよ!!悪いもん。。雨も小雨になってきた」 『待ってな!』
ここで待ってるのもちょっと不安。 声かけられるし。。 さっきはしつこいオヤジだった。 携帯を持って、電話してる振りをした。
暫くして彼の車。 助手席に乗せてくれた。 『何で、早く言わないの!』 「ごめんなさい。。」 顔は怒ってる。 けど、本気で怒ってないね。目はやさしい。。 よかった・・・。 駐車場まで送ってくれて、そのまま自分の車に移った。 エンジンかけて出ようとしたら電話。 『付いて来るんだよ!』 「うん」
家に帰るのかと思ったら・・・ファミレス? ご飯食べるの? 『あの時家に着いてたのに・・・あのまま帰ってたら家で食べてた。 この時間じゃ、食べて帰るって言うしかない』 「・・・」 『最近家で食べてないよ。怒られてばっかりだ』
文字にするときついけど。。。言い方はやさしいんだ。 ごめんね・・・。
私は胃が・・・食べられなかった・・・。 紅茶だけ飲んだ。 あなたは、いっぱい食べてたね。 よかった。。調子いいんだ^^
ファミレス出て、駐車場あなたの車の陰でKiss 『Kちゃん、迎えに行くんだよ』 「はい・・」 前も言ってた。 『Kちゃんとこれ以上一緒に居れないのは、だめだよ』 気にしてくれてるんだよね。。
またあなたの車の後ろを付いて帰る。 最近、あなたの車を後ろから眺める事が多くなったよ。。 それでも・・・ 家まで帰ってたのに、30分かけてわざわざ迎えに来てくれた。 私を駐車場まで送る為に。。
あなたのやさしさに触れる度。。 私のココロは、締め付けられる。 そんなわけない・・ 私のものじゃないのに・・・。
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