□■スペア■□
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19時過ぎると、時間と電話が気になって仕方ない。 毎日期待してるんだ。
あなたから電話があるのを・・。
聞いた訳じゃないけど・・・多分仕事が終わる時間。 いつも電話があるのは19時過ぎだよね。 仕事が終わって、家に帰るまでの時間。 電話してくれる。 逢える事もある。 でも、いつもじゃない・・・。
だから、20時過ぎるとため息。。
今日は、なかった。 そのまま帰ったのね。 ちょっと寂しくなる。。
そうしたら、21時過ぎ。 電話が鳴った! 思わず笑顔になる。 「何してんの?」 『ジムの帰りだよ。これから飯食いにいくの』 「ふ〜ん。で?」 分かってて聞いた。 『で?じゃないでしょ!早く!行くよ!』 やっぱり(^-^) 一緒に行けるんだ。 「今どこ?」 『駅前』 「まだまだじゃん!」 『出てこなくちゃダメでしょ!そっちまで帰るより、こっちで食べた方がいいと思って』 「そっか・・どこに行くの?」 『そうだなぁ・・ 焼肉食いたいな・・けど、acoが何も食べずに居る事になるな・・・』 『あのラーメン屋開いてないよな・・』 「ラーメン?じゃ、○○○は?」 『やっぱり、ダメだ。acoが食べるものが無い』 「いいよ、別に」
あなたがご飯食べる為に行くのに、 私の事なんて、気にしなくていいのに・・・。 やさしいね。
結局、イタリアン系のファミレス(^_^;) 私は飲み物だけ。 食べながら、彼が言った。 『俺の車の助手席に黒い鞄があるからさ、取って来て』 キーを渡される。 ? 取ってきて、鞄を渡すと、何か取り出して私の前に置いた。 コピーした紙・・・ 『今日読んでた本で、acoに読ませたいところがあったから』
「経営者会報」と隅に書いてある。 A4用紙裏表にコピーしてくれてる。 「これ、私に読ませようと思って、コピーしてくれたの?」 『そうだよ』
わざわざ私の為に・・。 簡単に言うと、「運」を呼び込む方法みたいな事が書かれてあった。 『俺、そのもの。 acoもこういう考え方しなきゃだめ! 俺がいつも言ってるような事が書いてあるでしょ』 「そうだね・・」
ツキがない。運がないacoに、 考え方を変えなきゃっていつも言ってくれてる。 心配してくれてるのかな。。 なんだか、嬉しくなった。
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