5日目 〜水の都でナンパされ〜
はい、おはようございます。 朝からまた妹のポカミスのせいで部屋のドアが開かなくなったりしましたが、まあ何とか今日も元気に観光に参りましょう。
でも今日は12月25日、クリスマスです。 こちらの方々はみんな家族でこの日を過ごすので、街は静かでお店もお休みのところが多いのです。 ホテルのフロントのお兄さんも「Today is Holiday〜.」とか言ってましたし。でもその後「でも俺は今日も仕事なのさー」とか悲しそうな顔してました(笑)ホテルマンだもんね…。
…ベネツィアに渡る水上タクシーの乗り場も静かだったよ。
ベネツィア。水と運河の都。アドリア海の女王と謳われた、かつては地中海貿易の要となった都です。 『ベニス』、の方が馴染みあるかもなんですが、私は『ベネツィア』の響きが好きなのでベネツィアと書きます。 駅(当然、水上バスの、ですが)でガイド役のマリオというお兄さんと合流して、海を渡って行きます。 あいにく小雨が降りそうな曇り空だったんですが、きっと晴れてたらすごくいい景色だろうな、と思いましたよ。 こう、海の向こうにぽっかりと、運河が巡り水上に急に建物が現れ街が出来るの。まあ曇っててもなかなか幻想的でしたが。
さてさて…スケジュールではまずゴンドラに乗って運河を巡る…予定だったのですが、言ってみたらばハプニング!
『いやー、ごめんねー。ゴンドラの準備は出来てるんだけどさー、一緒に乗ってカンツォーネを聴かせてくれる担当の人たちがまだ来なくてさー。悪いんだけど、先に他のところ観光してきてよ!』
うーん、さすがイタリア人。アバウトだ…(イタリア人に失礼では?) そういうことなら仕方ないので、先に他のとこ行きましょうか。
ところで、ベネツィアの道端にはなぜか集合写真撮る時に使うみたいな踏み台がずらっと置いてあります。 ベネツィアっていうのは、ラグーン地帯に杭を打って土を入れて埋め立てて作った街なんですね。 だからまさに、地面のすぐ下はもう海!何かの拍子で(大雨だとか)海水面が上がってしまうと、ダイレクトに水を被るのです。 道路は全部、水が溢れちゃうの。そんな時に使うために、道端にいつでも踏み台がスタンバイしてあるそうな…。うーん、水の都ならではの備え…。
ま、今はそれを使うことでもないので、普通に石畳の上を歩きます。 すごい入り組んだ路地を抜けて(必然的に入り組んじゃうみたい。土地がないところに密集して建ててるから)聖マルコ寺院へ。 ホントならこの中も見れるのですが、今日はクリスマス…。信者さんたちのミサの真っ最中なので中には入れません…哀しい。 でも外から見てるだけでも十分に綺麗は綺麗なのですが…細かいモザイク画で修飾してあってさ。 それから、ドゥカーレ宮殿へ。 ベネツィアは共和国だったので、王様ではなく選挙で選ばれた代表が政治を取ります。その代表の宮殿ね。今で言えば首相官邸とか知事公邸とかそんな感じなのかな? そしてここは中が博物館になってるのですが、ただ今、修復工事中…そんなんばっか…(泣)見たかったのに!
しかしベネツィア、鳩が多いですな。広場にわんさか鳩がいるよ。 鳩のエサが売ってたのであげようかとも思ったのですが、あまりに数が多くて怖くなったので止めてみたり(苦笑)
その後、鐘楼に登ったり、カフェでカプチーノ楽しんでみたり、お土産屋でべネチアングラスのペンダントトップを買ってみたり。 あ、そうそう、このお土産屋の兄ちゃんてば、私が日本人だと気付くと、 「お嬢さん、俺、トッティに似てない?」 みたいなことを言ってきまして(笑)「日本の女の子に大人気なんだろ、トッティ」って。 確かにけっこう似てましたが、私はデルピエロのが好きです。アズーリならね。言いませんでしたが(笑) ベネチアングラスの工房にも行きました〜。 でもさすがにそこで売ってるものは品がいいだけにお高くて、20歳やそこらの小娘に買えるようなもんじゃありませんでしたー☆ …お父さんに時計は買ってもらいましたが(待て)
で。
ようやく、ゴンドラに乗って運河を巡る時がやってきましたよ! アコーディオン弾きの人と歌を歌う人が一緒に来てくれるのですが、どのゴンドラに乗るのかは運なのです。 でも、運良く私の乗ったゴンドラに乗ってきてくれました〜vv 恰幅のいいおじさんたちです。
歌もアコーディオンも素敵で、「わーvv」と私は無邪気に喜んでたのですが、ふと気付くと歌歌いのおじさんが、何かこっちに熱〜い視線を向けてくるんですよね…。 恋の歌(と思われます)を歌うときなんかもう、私のことをひたすら見つめてくるし、投げキッスしまくりだし! 隣で妹が、「…あの人、お姉ちゃんのこと歌いながら口説いてない?」と囁いてくる間にもまた濃厚な投げキッスが!(笑) …ちょっと、どうなるかなー?と投げキッス返してみたらえらい喜ばれましたよ…。何だコレは!?ナンパされてるのか私は!?
結局、小1時間、ゴンドラに乗ってる間中、ずっとおじさんは私を見つめながら愛の歌を奏でて投げキッスを贈ってくれました。
船を下りた後、写真を撮ってもらおうと思ったら、思いっきり腰を抱かれて身体を密着されましたしね! 名残惜しそう〜に、『バイバイ、お嬢さん』みたいなことを言われ…。
もしかしてあれも手なのかもしれませんが、なんだか妙にドキドキしてしまった出来事なのでした。
お昼ごはんはイカ墨のスパゲティです。 「げ、イカ墨!?」と、シーフード嫌いの私は思ったのですが、食べてみるとこれが意外においしい…vv 生臭くないし、他のニンニクとかの味が効いてるからシーフード〜って感じじゃないし。あ、これなら平気だって思いました。
そうしてベネツィアに別れを告げ、一路向かうはフィレンツェです。 水の都から花の都へ。
ホテルは、メディテラネオ フローレンス。 『フローレンス』はフィレンツェの英語読み。 『メディテラネオ』は、地中海のことです。メディティレニアン・シー。
しかし、私たち家族は4人なので、いつも2人ずつ二部屋で、妹と私、両親、という部屋分けなのですが、何やら妹に「どっちがいい?」って部屋を選ばせると、たいてい良い部屋の方に当たるんですよねvv 良い部屋って言ってもそうたいして代わりはしないんですが、お風呂が広かったりとか窓の外の景色が綺麗だったりとか。 ちょっとしたラッキーなのです。うふふふ。
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