このえちゃん、郵便屋さんが来たよ(ゆさゆさ) 「…ぐう」 郵便屋さんが来たんだってば、起きようよう、このえちゃん。 「…うん、晩御飯はね、お弁当の残りのピーマン炒めと玉子焼きが…むにゃ」 違うよ。仕方ないなあ、もう(よじよじ) えい。 「げふ!」 起きた? 「…あのね、お仕事済んで帰ってきたらおこたの上に出来立てほかほかのハンバーグがあったんだけどね、食べようと思ったらそのハンバーグが鳩尾に一発食らわしてきたのよ、なんて暴力ハンバーグ!」 うん、それね、僕がベッドの上から床で寝てるこのえちゃんのお腹にダイブしたからだと思うよ。 それより、これ、郵便屋さんが持ってきてくれたよ。代わりに受け取っておいてあげたからね。でも明日っから「あの部屋にはくまのお化けが出る」って評判になっても僕のせいじゃないからね。
何が届いたの?また通販でなんか買ったの?ねったいうりん?らっしゅ? 「んーとねえ…あ、いもうとからだvv」 いもうと?あーちゃん? 「んーん、あーちゃんじゃない方のいもうと」 たましいのふたご、の人? 「そう。わーい、お願いしておいたポーションだー!」 ははさんだけじゃなくていもうとさんにも『ぽーしょん』買ってもらったの?もう、このえちゃんてば、ご迷惑じゃないか。 「ちゃんとお礼するもん」 そういう話じゃなくて。だいたいこの間ははさんに送ってもらったのだってまだ飲んでないじゃない。 「限定版は中身より瓶重視だからいいんだもん。ポーションは回復アイテムだから、ここぞという時に飲むんだ」 …およそHPが回復するとは思えない色だとかなんとか言ってたのに…。 「気にしなーい。さ、開けてみよう!何がでるかな〜♪…あら」 あれ、おうちにあるのと同じ瓶だね? 「ダブっちゃったねー。まあ、開けてみるまで何が出るか分かんないし、こういうこともあるさー」 綺麗なものはいくつあっても綺麗だから、いいよね。 「うん。手に入っただけでも有り難やvv」 このえちゃんじゃあきっと買えなかったもんねえ。
りょう、さん。どうもありがとうございました(ぺこり) このえちゃんも喜んでます。今度ちゃんとお礼もさせます。 あと、えっと、またこのえちゃんを構ってあげてください。もえっていうのが足りないって、僕たちに唸ってて怖いので。
…もえって何だか知らないけど、それなりの歳の女の人が毎日おうちとお仕事の往復で、話し相手は僕たちだけで、帰ったらご飯食べて寝るだけって生活っていうのがいけないんじゃないかしら。 だからこのえちゃん、お母さんに「このえちゃんはいつになったら彼氏を連れてくるのかしら」ってため息つかれるんだよね。 「うん、当分無理」 …そういうことだけ即答しないでよ。なんかお稽古ごとでも始めればいいのに。ちょうど4月だし。そしたら何か変わるかもしれないよ。 「考えておきます」 …頼りないなあ、もう。やっぱり僕がしっかりしなくちゃ。
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