永久という名の瞬間
2003年12月10日(水) 脳みそに引き裂かれる私。

 私はいつも、いつの時代も、引き裂かれて生きてきたような気がする。

 友達と一緒に笑っているときも、いつもその後に来る空虚感を思って、なんだか友達に悪いような気がしてたまらなかった。
 勉強している時も、政治経済がわかる、努力家の政治家に憧れながらも、歴史の中に燦然と輝く、画家や音楽家の世界に棲みたいと願った。
 本を読んで読んで読んで、知識で頭を埋め尽くしたいと思いながらも、無の境地に立ちたい、出家したいと心から思っていた。
 眠ったように人生を費やしたいと願いながらも、こまねずみのように働いて何かやり甲斐を得たいと望んだ。

書ききれない。
 こんなくだらない選択、だれだって越えて生きているのは判っている。そうだけれど、私にはどちらかを選択し生きつづけるのは、余りにも辛かった。

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なんで私は今、生きているんだろう・・・
 もう、他に何も言えない。言いたくない。

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photo by 東雲