永久という名の瞬間
2003年12月16日(火) アタマ真っ白

 ここのところ、父やカウンセラーに泣いているときは、何も考えるなと言われているので、本当に何も考えなかった。・・・将来の事も、勉強のことも。
 やったことといえば、カラダが疲れるように疲れるように仕向けて、学校から帰ったらもうぼろぼろ、みたいな状態になるように工夫しただけだった。
 かしゃかしゃ音楽を鳴らしてみたり、外国語の単語や格変化を覚えたりして。
 なによりも、薬で気を紛らわせて。

 すると確かに涙の量が減った。回数も減った。
 嘔吐する量も減ったし、切ろうとする衝動も弱くなったし、減った。

 調子、良好。

 ・・・でも、こんな私じゃ、私は私を好きになれない。
 いつまでもこんな私ではいられない。
 
 現実に、積みあがっていく宿題の数々。
 いつ間にか話が進んでいるバイトとか忘年会のお話。
 取り残されているような。

でも


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だって、私がどんなに悲しくても苦しくても、誰も私と関係ないことは分かっているもの。
 だけどそれでも、人形みたいな頭が真っ白の方が苦しみは少ないんだ。

 どっちを選んで生きるか。
 その選択が、また、私に与えられてしまった。

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photo by 東雲