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■ 2004元旦
A Happy New Year !無事に年を越せました。さて今朝、久しぶりに雑煮を食べた。金沢の雑煮は関東と少し違って具が入ってない。まぁその家によっては入ってるところもあるかもしれないけども・・・。とにかく旨かった。
そういえば餅といえばこの時期に毎度起こるお年寄りの事故。今日も元旦だというのにニュースを見たらさっそく餅で窒息死するという痛ましい事故がやはり起きました。
この餅を喉につまらせるということがどれほどの恐いものであるから僕は体験したことがある。かれこれ15年以上昔のことだけど。
当時の僕はお年寄りが餅を喉につまらせて窒息死してしまうという事故が正月時に頻繁に起きることは知識としては知っていた。だが、それはお年寄りに起こる事で、自分には起こりえない事だと思っていたと同時に、どうすれば喉になんか詰まらせることができるのか理解できなかった。
しかし、悲劇はやってきた。ある年の正月時である。食欲旺盛な僕は焼いた餅に醤油と七味をつけてその餅に海苔を巻いて食べるのが大好物だったのだがこの日の餅は普段の餅よりもコシがありもちっこい?(伸びがやたらいい)餅だった。だが、食欲旺盛な僕はそんな餅のコンディションなどお構いなくまるごと一個口にほおばってモグモグ。
口の中で何度も噛むんだが、心中で「ムム?この餅め!何故故噛み切れんのじゃ?」と思ったかどうかは忘れたが、とにかく早く大好物の餅を胃に入れたいのに飲みこめない。少し我慢強く噛めば良かったものを何を焦ったのか妥協してその口の中にある餅の一部を飲み込むという強硬手段をうった。だが結果は悲惨であった。伸びがやたら良い餅の一部は喉から食道を通過しようとしたが、口の中の残っている餅が伸びて決して仲間の餅を離さない!
これがどういうことかというと食道から胃に入っていくはずの餅と口内に残っている餅が抜群の弾力と伸びで離れようとしないのだ。この時、僕の状況は家族5人で一家団らんコタツを囲んで談笑していた状況だったのだが、誰も俺の悲劇に気が付かないと同時に俺もやせ我慢して自分が窮地に立たされていることを10秒は耐えた。・・・はず。
だが時は無常に俺の酸素を欠乏させいる。その時点で身の恥もかなぐり捨てて僕は家族全員の前で「おえっおえ〜〜っ!お〜〜〜えぇ〜」と激しくリバース作業開始。突然の俺の行動に家族はたまげていたが、僕の顔が青ざめていることを察知し事態を飲み込んだようだった。数人で背中をガンガン叩いてくれたおかげで餅は喉に全て口内に舞い戻り俺は酸素欠乏の地獄から生還した。
その時以来、好物であった餅も3年近くこの時のPTSDによって食べれなくなってしまった。しかし正月からどうでもいい日記を書いてしまったが、皆さんも餅のコシと伸びは舐めちゃいけませんよ。
それでは今年も宜しくお願い致します。
2004年01月01日(木)
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