2001年07月29日(日) 命を想う日

今日は淡々と過ぎていきました。

頭で、
『お願いお願いお願いお願い…』
と願いながら電話しました。実際口にもしてました。


俺は、アカン。


何も分かってないですな。駄目。




妹と妹が借りてきたトトロ見てました。
明日テストやって言うのに見てました。
ま、持込OKだからする必要もないんだけど。

アイツ(妹)については一つエッセイに載せてあるんですけど、
もう一個そのうち載せます。
俺の妹のワリには出来のいい娘で、
アイツを嫁にしたいなんて抜かすボケ男がいたら、
瞬殺します。騙したやつなんかがいたとしたらぶっ殺します。
ま、どっちかってーとアイツは騙す側だけど(何


アイツと話してて、2、3度笑いました。

本気で笑ったのは二日ぶりくらいでしょうか。


笑いじわさえあって、よく笑う俺が笑わないのは
俺でもおかしいと思ってましたが、どうしても笑えないのです。


平然を装って、お風呂で

『大丈夫大丈夫。実際そんな気にしてないし。大丈夫。
なんとかなるもんやって。さて、髪あらって勉強や!よし!!』


とか言うて、何秒かハイテンションなんですけど…。
その後体が動かないから困りものです。

本気で悲しんでるみたいです。
心と体が一緒になってる感じがして、

とてもせつないです。


風呂で顔つけてみました。
俺が生きる意志があるかある意味で『試してみたかった』からです。
死のうとは思いませんでしたけど。
死ぬツモリでしました。

目をつぶらないで、自分の足の親指をぼやっと見てました。
全然苦しくありません。
このまま死ぬのかな。これほっといたら死ぬのかな。
と、3回くらい普通に思いました。

突然、お腹が痛くなりました。
少しキリキリっとした痛みが生じました。
すぐに抑えようと思ってお腹に力入れると、
その痛みも少し和らぎました。

胸は苦しくないのが不思議に思いました。
心臓の音も聞こえないです。

意外に、死ぬって簡単やないかと、思いました。

そう思った瞬間、苦しくなりました。
僕は顔をあげようとして、てすりで後頭部をぶつけました。
痛かった。普通に。
顔をあげて、

『はぁはぁはぁはぁ………。』

と、四回言うと、普通に戻りました。


首の後ろの背中の骨に通じるトコが熱くなってきました。


僕は普通にお風呂を出て、トランクスを履き、
妹がいる居間に行き、ぶっ倒れました。
その後、トロロを見たって感じです。



バイトの帰り道。

どうしようもなく気持ちがおかしくなってきて、
頭とお腹が同時に痛くなりました。

家の近くにある空き地で寝っ転がって電線のない空をバックに
彼女から貰って保護してあるメールを何件か見てました。

そして、最後にくれたメールを5分くらいみてました。

そのあと、自転車で近所を走り周り、
自分を探しました。


僕が思ったことはただ一つです。
自分に今何ができるだろうってことだけです。



好きか嫌いかなんて…。

好きに決まってるんです。

俺が人生で、ここまで悩んだことってないんです。
この感情が好き以外だとしたら、俺に愛なんてありません。
愛なんて嘘です。クソです。

考えるまでもなく
自分の彼女が傷ついてるのに、
それに対して、『俺』が強くなるなんて無理なんです。

愛してる人が傷ついてるのに、無理です。
何よりも辛いから。


明日の夜、全てが決まります。

今もきっと彼女は死ぬ程考えているのでしょう。
彼女の青白い瞳の外側は赤くなってるかもしれない。
僕は彼女の目がとても大好きです。
ステキな目をしてます。


俺が今、考えてることってのは。
彼女のことですけど、

何か今は悩んでないのです。

何か吹っ切れた部分があるのです。

俺はただ、彼女を愛せばいいんだってことです。
愛したいんです。愛させろ。

んで、愛してください。

それだけでいいです。
何もいりません。
愛してるって1日100回言ってください。
無理なら10回でもいいよ。

それだけで、僕はいいんです。


数字で表すとして、彼女に4傷付けられても、

キミとの仲直りの後のらぶらぶな雰囲気は
僕を100は優しくしてくれてるんだよ。

何気ない一言や、くだらない朝のメールに
僕はたまらない愛感じてるんだよ。

ありがとう・ごめんなさい・おやすみ・だいすき・おはよう・エヘヘ。

何でもいいから僕にかまってください。
うっとしいなんて思えない。
もう馬鹿になってるなんて2ヶ月も前から気付いてます。

俺はキミでいいんです。
どんなキミでもよかった。今日は会いたかった。
キミを傷付けたかもしれない。
でも、エゴでキミに会いたかったんだ。

昨日、本気でキミの家まで走ろうと思ったんだ。

2時間かけてでも、3時間かけてでも。
俺の自転車ライトついてないから真っ暗だけど、
家も行ったことないから住所調べるしかないけど、

本気で行くと、具体的に思ってた。


僕もそうだったよ。
今日のお風呂で一番最初に浮かんだのは、
って言うか、浮かんだのはキミが最初で最後だった。


Because, I love U.


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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