2002年04月07日(日) pain*6

僕が誰かの前で思いっきり泣いたのは、
人生で一度きりです。

「もう泣くな」

と、その時一緒にいた人に言われました。
僕は泣き止みました。


涙を人に見せるのは嫌いです。
それは卑怯だからです。
感動や、喜びは涙で表してもいいけど、

苦しみや、悲しみを涙で表すことは何となく好きじゃないです。
だって泣かれたら、何も言えなくなります。


今日は、そう、言った人が、僕の前で泣いていました。
僕も泣きそうでした。


電話がかかってきて、
ただ、鼻のかすんだ音だけが聞こえて、
僕は
「どうした?」
とだけ言いつづけました。

その人は一言だけ言いました。



何も言えなくなりました。






悲しいのです。
悲しいから泣くのです。
悔しいのです。
心から悔しくて、その想いが溢れ出すのです。

何を言っても、心の中のもどかしさの一歩手前で止まるのです。
僕の表現の中に、僕の想いの全てがつまったことは一度もありません。




その人からの電話で、
御互いが黙った時に、


「黒の想いが、赤に届きますように。」


と、流れていたことは、
当分忘れられそうにありません。





















































なぜ?

























































僕の頭では、その言葉ばかりが、廻っていました。












 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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